中国南西部、四川(Sichuan)省の村に住む、8歳の「クンクン」君(2014年12月18日撮影)。(c)AFP 【12月20日 AFP】中国・四川(Sichuan)省の村で、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した8歳の少年の追放を求める嘆願書に村民200人が署名した問題で、同国メディアは20日、自らこの嘆願書に署名した祖父が孫の追放に同意した理由について報じた。この一件は、中国のソーシャルメディア上で大きな議論を巻き起こしていた。 少年の保護者である祖父は新京報(Beijing News)紙に対し、孫がどこか別の場所でより良い治療を受けることができるかもしれないと考え、「状況が改善されることを願って」署名したと語った。 さらに、「われわれは年を取りすぎたし、孫はどんどん言うことを聞かなくなっている…もう孫の面倒をみきれない」と語り、「村の外に出ても生活が改善されないとなれば、戻ってくる
