イスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のパレスチナ人の町ヘブロンの旧市街と市場をイスラエル入植者が見学中、警備に当たるイスラエル兵(2025年6月28日撮影)。(c)HAZEM BADER/AFP 【7月3日 AFP】イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で、イスラエル人入植者がイスラエル軍基地を襲撃した。この出来事はあらゆる政治的立場から批判され、通常は入植運動を支持する極右閣僚たちも非難の声を上げるという異例の事態となった。 与党連合の中で最強硬派と目されるベツァレル・スモトリッチ財務相とイタマル・ベングビール国家治安相さえも、加害者の責任追及を求めた。 イスラエル軍によると、ヨルダン川西岸中部にある同軍の基地が6月29日夜、「民間人」数十人の襲撃を受け、軍用車両や治安施設が破壊された。 イスラエルメディアによると、基地を襲撃したのは入植者で、イスラエル軍のベンヤ
