id:merubookの日記から。 http://d.hatena.ne.jp/merubook/20060312/p1 大学院に入った頃は、数年後に自分がこんなに苦しむとは予想していなかった。博士論文を書けば、なんとかなるだろうと思い、それなりに努力して書いた。だが、博論を仕上げ、大学院を修了した自分に待っていたのは「無職」という現実だけだった。正直考えが甘かった。もちろん、自分のこれまでの研究生活のすべてを否定はしたくない。内容はともあれ、博士論文を書き上げたという誇りも持っている。とはいえ、現実はそれだけでは生きていけないのだ。 文学研究科の後期博士課程中退だから、その気持ちはわかる。はてブで「外国に旅立て」とか「博士だからできることがあるはず」なんてコメントを読むと、「悪口を言うな」という禁忌を自分で破ってしまいそうになる。 マジレスすると、よしんば外国と関係のある専攻だったとして