【構成・岩本哲生】日本のポップカルチャーを代表するマンガ・アニメ「ドラゴンボール」の作者、鳥山明が、朝日新聞の書面インタビューに応じました。新作映画「ドラゴンボールZ 神と神」が30日に公開され、それを記念した作品の展覧会もすでに始まっています。デジタル版では、書面インタビューの全質疑を公開します。(映画の中身が分かってしまう一部のやりとりは載せていません) ◇ ■久しぶりにかかわって ――映画最新作で、鳥山さんは初めて脚本段階から制作に参加しています。その理由は? 久しぶりに作品に向き合って気づいたことは? 鳥山 久しぶりにアニメ映画でドラゴンボールを、という企画を聞かされ、そのあらすじを読ませてもらったのですが、(孫悟空と戦う敵キャラの)「破壊神ビルス」と(スーパーサイヤ人の上をいく)「スーパーサイヤ人ゴッド」いう存在は面白いもののテーマが重く、世界観がドラゴンボールとはちょっ