9時半にロバート・ゼメキス監督作『Disney's クリスマス・キャロル』鑑賞。しかし、このDisney'sってのいるか?いらないだろ? 様々な物語に影響を与え、いまだに語り継がれる名作中の名作を『ポーラー・エクスプレス』や『ベオウルフ』の技術を用いてロバート・ゼメキスが映像化。『ハッピー・フィート』もそうであったが、オープニングクレジットのダイナミックな長回しや空撮はこれからスタンダードになるんじゃないかというくらい完成されていて、実写と見紛う質感はここで言うまでもないだろう。 さて、『クリスマス・キャロル』は物語の配分がちょっとおかしい。もし『クリスマス・キャロル』を3つのパーツに分けるとしたら、まず守銭奴で死んでも誰も悲しまないスクルージのキャラクター紹介があって、次に3人の亡霊が見せる過去、現在、未来のパラレルワールドのくだりがあって、そして、改心したスクルージが人々に良いことをし