間伐材や木くずなどを固めた「木質ペレット」を燃料に発電する大型バイオマス発電所が下関市で完成し、18日、しゅんこう式が行われました。 ことし2月に完成した「下関バイオマス発電所」は、九州電力のグループ会社がおよそ300億円かけて、関門海峡に面した下関市彦島に建設しました。 18日は現地で完成を祝うしゅんこう式が行われ、グループ会社の寺崎正勝社長や下関市の前田市長などおよそ40人が出席しました。 この中で寺崎社長は、「人と環境に優しい発電で明るい未来の架け橋になることを誓います」とあいさつしました。 この発電所は二酸化炭素を吸収した間伐材や木くずなどを固めた木質ペレットを燃やして発電することから、再生可能エネルギーとして温室効果ガスの排出量がゼロとみなされるのが特徴です。 また、一般家庭およそ14万世帯分の電力を1年間まかなえる年間5億キロワットアワーを発電し、中国電力に供給するということで