子どもは地域の宝、みんなで守ろう!新潟・五泉市建設業協会所属の29社「こども110番の家」に一斉に登録 プレート掲げ見守り活動に協力
「ぜひ福島の皆様方に安心と安全を伝えたい」 「ただちに健康に影響はない」 「外出時にマスクを着ける必要はない」 「子どもが外で遊んでも大丈夫」 そして 「いったいどこへ避難しろと言うのですか」 3月中旬の福島第一原発事故後から5月にかけての山下先生の発言です。 アメリカ政府の原発50マイル(80km)圏外への退避勧告が発令されていた最中、 当時、私を含め多くの福島県民がこのまま福島に住んでいて良いのかどうかさえ 分からない状況下で、これらの発言が、まともな人間の発言とは思えなかったでしょう。 私を含め多くの人が、その言葉の重さとなれば、 全く理解できるはずがありませんでした。 言葉の上辺だけを見た私は、山下先生を否定したのです。 ところが、様々な文献を読み、放射線を学び続けていると、 どんどん山下先生の言葉に近づいて行く自分がいました。 でも、最後の一言だけは、どうしても納得がいかず引っ掛
(仮アップ・まだ勘違いとか純粋に計算ちがいとか、変なとこがあると思うから、また後で見に来て) 5月15日に、国際大学グローコムにて、「見えない不安に立ち向かうセミナー・保護者と教師のための放射線学」という勉強会を開いた。 その際、岡山大学の津田敏秀教授に登壇してもらい、疫学的な観点から、放射線の健康影響をどう考えればいいのか「統計科学における確率の考え! (Vs ゼロリスク)について」と題して、ご教示いただいた。 その時の様子は、ウェブで動画でも見ていただけるし、また、使用したスライドもPDFにしてご覧いただける。さらに、最近、講演を書き起こした。というわけで、スライドを見つつ、テキストを読んでいただくのも、動画を見ていただくのも可能。 https://sites.google.com/site/radiology3871/seminar20110515/jiang-yan-hua-x
〔注:誤読されやすい内容ですので、ぜひコメント欄もお読み下さい(2012年1月22日追記)〕 5月27日、文部科学省は父兄達からの不安に答えるべく、上限20ミリシーベルトとしていた学校での児童・生徒が受ける年間放射線量を、1ミリシーベルト以下に抑えることを目指すという方針を打ち出しました。 あれほど頑なであった政府ですが、不安を抱える地元の父兄のデモなどにより、とうとう折れたという形での発表でした。 しかしこれまでの経緯を見ていますと、私には学校側も父兄側も皆、数字ばかりに捕われすぎているように感じてしまいます。 ひとえにこれは、放射線というものが目に見えず、危険か安全かが数字の大小でしか判断出来ない所からくる不安なのですが、「今すぐ健康に影響が出る値ではない」などという、何とも曖昧な政府の発言に寄るところも大きいと思えます。 つまり父兄には、安全の「目安」が見えないのですね。 しかしこの
放射線というものは、どんなに微量であっても、人体に悪い影響をあたえる。しかし一方では、これを使うことによって有利なこともあり、また使わざるを得ないということもある。 その例としてレントゲン検査を考えれば、それによって何らかの影響はあるかも知れないが、同時に結核を早く発見することもできるというプラスもある。そこで、有害さとひきかえに、有利さを得るバランスを考えて、【どこまで有害さをがまんするかの量】が、許容量というものである。 つまり許容量とは、利益と不利益とのバランスをはかる社会的な概念なのである。 岩波新書「安全性の考え方」*1武谷三男編 P123 引用者が適時改段 ICRP(国際放射線防護委員会)では、当初は放射線被曝と健康リスクについては、閾値があるという立場だったのだけど、次第に武谷をはじめとする日本の核物理学者の提唱した閾値なし仮説(LNT仮説)を採用するようになってまいりまし
最後のプレゼンはBecker先生です。 ベッカー先生は、以前、東海村の臨海事故(ウランをバケツからひしゃくでうつしていて被ばく)のときにも来日して対応に協力をしたことがあるそうです。 ---------------------------- 「本当は、楽しい理由で再来日したかったのですが」とのコメントで始まりました。 内容は、「生活共同体としての対応、心理的影響、そしてリスクコミュニケーションに関する問題。 効果的なコミュニケーションがいかに重要か」 まず話を「リサーチ」と「現場の経験」に分けてします、との説明。 コミュニケーションは災害時においても/平時以上に重要となります。 特に、「明快で正確」が重要。 ここをまちがえると、人々が行動をあやまる、また人々の信用を失うことにつながります。 リスクコミュニケーションの領域でも、「放射線の被ばく」は、最も恐れられているhazardのひとつ。
25年前のチェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシに渡り、5年半、現地で甲状腺がんの子供の治療にあたった外科医の菅谷昭さん(すげのや・あきら/現・長野県松本市長)。 18日のニュースウオッチ9で放送した特集の中で、時間の都合でお伝えできなかった菅谷さんの講演内容を全文掲載します。 「テーマ:子供たちを被ばくからどう守るのか」 2011年5月14日午後1時半から1時間程度 福島市の保育園にて 講師:長野県松本市長/医師 菅谷昭(すげのや・あきら) ベラルーシの小児科医 アナスタシア・タルカチョア 長野県立こども病院副院長 中村友彦(なかむら・ともひこ) 【菅谷医師】 今回、こういう形で、まさか私が保育園のお母さん、お父さん方とお話しするとはゆめゆめ思っておりませんでした。私は元々が外科の医者でありまして、なおかつ私の専門とする領域が甲状腺ということで、私自身1996年から5年半、チ
平成23年4月7日 【照会先】 災害対策本部/大臣官房広報室 松本 晴樹 金谷 泰宏 欅田 尚樹(2155) 健康局水道課 森谷 直子(4033) 医薬食品局食品安全部 監視安全課 大原 拓(4241) 雇用均等・児童家庭局母子保健課 山本 圭子(7933) 厚生労働省では、今回の福島第一原子力発電所事故を受け、放射線の影響に関して妊娠中の女性や育児中の母親が持つような不安に答えるためのパンフレットを作成しました。 水、空気、食べものの安全について、現時点でお伝えしたいことをまとめており、誰にでも理解しやすいことを前提に、イラストも交え平易な言葉遣いとシンプルな表現を心がけています。 本パンフレットは、関東地方を主たるエリアとして、妊婦健診を行う医療機関、母子手帳の交付窓口、お子さんの通う幼稚園、保育所、協力をいただける子ども用品販売店などを通じて、4月中旬から順次配布します。また、厚生労
先生 「さあ今度こそ終わらせるぞ」 花子さん 「そんなフラグを立てなくても・・・」 先生 「さて、生物学のお時間だ。生物への毒って致死量はどうやって決まるか知っているかな。」 花子さん 「小学生にそんなこと言われても困るわ。」 先生 「うん。説明されたら、先生の立つ瀬がないよ。薬物の場合LD50とか、LD100という概念がある。これはそれぞれ、ある量を実験動物に与えたときに、半数が死ぬ量、確実に全員殺れる量と定義されている。」 太郎くん 「え、じゃあ、毒物を与えて、ラットやマウスの死体を数える簡単なお仕事を、頭のいい科学者の人たちが淡々とやって決めたわけ?!」 先生 「そういうことになるねえ。」 花子さん 「なんだか残酷ね。」 先生 「科学ってそういうもんさ。さて、それで考えて欲しいのは、どうしてLD50なんてものがあるかってことなんだ。」 花子さん 「半分が死ぬ量って・・・。それって致死
政府の原子力災害現地対策本部は25日、福島第1原子力発電所の事故で屋内退避要請が出ている半径20~30キロの圏外の福島県内で、乳幼児を含む1~15歳の子供の甲状腺について被曝(ひばく)した放射線量を調べたところ、健康に問題があるとされるレベルを下回っていたと発表した。調査は24日、同県川俣町の保健センターなど2カ所で66人を対象に実施。自然に存在する放射線量を除いた実質の被曝線量は最大で1時間
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