本プロジェクトを立ち上げるにあたり、全国に先駆けて殺処分0を実現した「熊本市動物愛護センター」を取材訪問しました。大変インスパイアされましたので、活動報告として訪問記を掲載します。ご一読いただければ幸いです。 --- 熊本市動物愛護センター 訪問記 『命のリレー』-繋がりが生んだ殺処分0- 予備知識 【犬・猫の殺処分数】H22年度、約20万頭の犬・猫が全国で殺処分されました。(環境省) 【殺処分される場所】殺処分は、都道府県、政令指定都市、中核都市の保健所(動物愛護センターという呼び名もあります)で行われます。 【保健所に収容される原因】捕獲・保護・拾得・不要持ち込み等があります。 【引き取りをする法的根拠】動物の愛護及び管理に関する法律(動愛法)第35条「都道府県等・・・は、犬又はねこの引取をその所有者から求められたときは、これを引き取らなければならない。・・・」 【殺処分の法的根拠】狂
9月20日から動物愛護週間が始まっている。動物愛護管理法第4条によると、“ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため”との理由により、この時期が設けられている。 動物愛護管理法とは、動物をみだりに殺し、傷つけ、苦しめることのないよう、人間社会のなかで動物を取り扱う際の基本的考えを示した法律だ。しかし、このような法律が施行されているにも関わらず、環境省の調べによると、平成22年度に全国の自治体で殺処分されたペットの数は、犬・猫だけでも年間約20万5000頭にも及んでいるという。 そんななか、熊本市動物愛護センターが“殺処分ゼロ”を目指して行っているさまざまな取り組みが、行政やペット飼育者などから注目を集めている。 早速、熊本市動物愛護センターの担当者にお話を聞いてみた。 「当センターでは平成12年の動物愛護管理法の改正を機に、獣医師会、ボ
犬猫殺処分は年間20万匹 不妊手術が済み、印として耳が一部カットされている地域猫(東京都内)【時事通信社】 犬や猫などペットを家族の一員としてかわいがる人は多い。一方で、行政により殺処分される犬猫は年間20万匹余りに及んでいる。特に避妊や去勢をしない猫の過剰な繁殖で、猫の処分数は約15万匹に上る。こうした現状を変え、猫の命をできるだけ救おうと、ボランティア、住民らと協力して不妊手術や里親探しに取り組む自治体も出てきた。(文化部・森映子) ※ ※ ※ 全国の保健所、動物愛護センターなどで行政が引き取った犬猫のうち、飼い主への返還や譲渡は2割に満たず、8割余りが殺処分にされている。特に動物愛護センターなどでは、数時間おきに授乳が必要な子猫の世話まで手が回らないため譲渡対象にならず、処分される8~9割は生後間もない子猫だ。 猫は生後半年程度で妊娠可能になり、年2~3回、1回当たり3~6匹
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