すでに御案内のように、EMによる福島の放射能汚染対策を目的として11月22日、福島県教育会館で第3回の環境フォーラム「うつくしまEMパラダイス」が開催された。本DND第88回で述べた成果の再確認といくつかの新たな知見が発表された。中でもチェルノブイリ原発事故の被災国であるベラルーシ国立放射線生物学研究所が、改めて追試した結果、EMには日本で言われているように放射性セシウム137を消滅させる力があると発表したことである。 その試験を担当したニキティン博士は、これまでの理論では説明することは不可能であり、新しい理論が必要であると述べたが、詳細については次号以下で紹介したい。その前に2011年5月~7月のEM研究機構のEMによる放射性セシウムの消滅実験の結果を受けて、それを検証したいと考え、実行した人々がおり、その代表事例を紹介したい。 1、金子のぶみち氏の成果(2011年12月~2013年9月