平壌での濃密な2日間を終えて、いよいよ日本に帰国する。今回は旅費節約のため、往路と同じく復路も鉄道である。 34人の鉄道マニアによる北朝鮮旅行、いよいよフィナーレである。 訪問日: 2016年3月11日 朝鮮鉄道で平壌を出発する 朝、平壌駅1番線ホームに朝鮮鉄道平義線丹東行きの51/85列車が待機していた。大勢の人がスーツケースを引いて列車に乗り込んでおり、その風景は日本と変わりないようにも思える。 車両は今回も中国鉄道である。車体番号を見る限りは、往路と同じ編成がまた使用されているようであった。 食堂車は朝鮮鉄道の車両であった。おそらくは平壌~新義州のみの連結で、丹東には乗り入れないのだろう。シ(시)30 471の番号表記がある。 平壌~新義州の方向表示がある朝鮮鉄道の一般寝台車両も連結されていた。国内だけの乗車も可能なのだろうか?車体にはタチム(다침)30 5315と書かれている。 牽