岩手県で行われた人気アイドルグループ「AKB48」の握手会で、メンバーなど3人が切りつけられた事件で、凶器の「のこぎり」は、刃の反対側にカッターナイフの替え刃のようなものが取り付けられていて、警察は、逮捕された男が両刃になるように細工し会場に持ち込んだとみて調べています。 今月25日、岩手県滝沢市で行われた「AKB48」の握手会で、メンバー2人を含む3人がのこぎりで切りつけられてけがをした事件では、青森県十和田市の無職、梅田悟容疑者(24)が殺人未遂の疑いで逮捕され、警察は28日、男の自宅を捜索しました。 この事件で使われたのこぎりは、折りたたみ式で片側に刃がついているタイプのものですが、刃がない側にカッターナイフの替え刃のようなものが取り付けられていたということです。 警察によりますと、梅田容疑者は調べに対し「自宅にあったのこぎりに自分で刃物を取り付けて会場に持って行った」と供述している