大陸間プレーオフ決勝ではウルグアイとロシアが対戦し、ウルグアイがワールドカップ出場権の残り1枠を獲得した。 2015年ラグビーワールドカップの予選には、84の国と地域が参加した。本大会出場20カ国のうち、前回大会ベスト12(開催国イングランドを含む)は予選免除。予選では残り8枠を争った。予選は大陸別の地区予選により7枠を決定し、その後大陸間プレーオフにより残り1枠の決定が行われた。大陸別の地区予選による出場枠は、アフリカ地区1枠、アメリカ地区2枠、アジア地区1枠、ヨーロッパ地区2枠、オセアニア地区1枠の割り当てであった。 2015年ラグビーワールドカップ出場国の決定は、2011年大会のプールステージより開始された。2011年大会のプールステージは出場全20カ国が5カ国ずつ4つのプールに分かれて争われた。そして各プールで上位3カ国に入った国は次回大会の予選が免除となり、2015年ワールドカッ
ラグビーW杯日本代表がきのう13日(2015年10月)に帰国した。南アフリカを破る「世紀の番狂わせ」など3勝を上げながら、勝ち点差で8強入りははたせなかったが、彼らの活躍は日本を熱狂させた。羽田空港では200人のファンが出迎えた。出発時の2倍だったという。 選手たちは小柄なエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)を囲むようにしてゲートから現れた。決勝トーナメントには残れなかったものの、24年ぶりの勝利と優勝候補を破る金星にみな満足げな表情だ。 ソフトモヒカン流行りそう 会見でジョーンズHCは日本語で「新しいラグビーの歴史をつくりました」とあいさつしたあと、英語で「チームは素晴らしい偉業を成せた。選手たちは日本の新しいヒーローだ。次は能力のある意欲のある選手を発掘すること。ここにいる選手たちが向上し続けること」 キャプテンのリーチ・マイケル選手は「ベスト8は達成できなかったが、3勝したこと
4年に1度のワールドカップでは過去24年間も未勝利だった日本代表は、今秋の同イングランド大会で、史上初の1大会複数白星となる計3勝を挙げた。9月19日にはブライトン・コミュニティースタジアムで、過去優勝2回の南アフリカ代表を34-32で撃破。目標としてきた準々決勝進出は果たせないなか、ファンを沸かせた。3勝しながら予選突破が叶わなかった例は今回が初。 チームの先頭に立ったのは、フランカーのリーチ マイケルキャプテンだ。札幌山の手高、東海大を経て東芝入りし、今年は南半球最高峰スーパーラグビーのチーフスでもプレーした27歳である。 今大会では36回のゲインライン突破数、51回のタックル数を記録した。いずれも予選プール終了地点で全選手最多だった(タックル数はイタリア代表のロック/フランカー、フランシスコ・ミントと同数)。 帰国直前だった10月12日、グロスターで総括会見に出席。その後の囲み取材で
ラグビーW杯イングランド大会プールBの米国戦を控え、記者会見に臨んだ日本代表のエディー・ジョーンズHC(2015年10月10日撮影)。(c)AFP/LOIC VENANCE 【10月12日 AFP】退任を控えるラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は、W杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)のプールBで南アフリカなどから計3勝を挙げた代表チームについて、ばかにされることはもうないだろうと話した。 かつてオーストラリア代表を率いたジョーンズHCは、日本代表の攻撃ラグビーが若い世代に影響を与え、日本のラグビー界を盛り上げたと同時に、2019年のW杯(Rugby World Cup 2019)開催国として、重要な礎を築いたとしている。 日本は11日に行われた米国戦に28-18で勝利し、W杯の舞台に別れを告げたが、3勝を挙げなが
Japan’s outstanding full-back Ayumu Goromaru; Argentina’s colourful fans; Canadian schemer Jamie Cudmore; and wise-cracking referee Nigel Owens. Photograph: Reuters; Getty; JMP/Rex Shutterstock; AFP/Getty Japan’s outstanding full-back Ayumu Goromaru; Argentina’s colourful fans; Canadian schemer Jamie Cudmore; and wise-cracking referee Nigel Owens. Photograph: Reuters; Getty; JMP/Rex Shutterstock;
ラグビー日本代表は12日、ワールドカップイングランド大会の1次リーグB組でアメリカ代表と対戦し、28対18で勝利した。勝ち点の差で決勝トーナメント進出はならなかったが、日本代表がW杯で3勝目を挙げた試合について、元日本代表の藤井淳選手(東芝ブレイブルーパス)に話を聞いた。 ――厳しい試合になりましたが、勝てた要因は? 今日だけではなく、南アフリカ戦からの4試合はディフェンスが良かったです。アメリカは個々の強さがあり、コンタクトが好きなチームですが、低いタックルに対して明確な打開策を見つけられずにミスが出たり、蹴ってしまうケースが目立ちました。また、ハンドリングミスが多かったことは日本のディフェンスの出足が早いことも影響していました。 今日は勝っても負けても予選リーグ3位は変わらず、ケガ人も多かったので精神的にも肉体的にも難しい試合でしたが、エディージャパンのやるべきことを徹底してやり切った
英紙記者が見たエディーJ 日本の躍進はラグビー界の縮図変えた
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ルーマニア実況 「日本にボールが渡った!」「気をつけろ気をつけろ!」「決まったー!トライが決まったー!」「トライで日本の勝利です!」 「日本のトライはエディジョーンズと、プレイヤーが起こした奇跡だ!」「日本が南アフリカを破ったぁ!」「ワールドカップ史上、驚きの出来事です!」(以後分かりません) イギリス 実況「日本にスペースが大きく空いてる!」「そこにヘスケスだっ!」 解説「よし、やった!」「はは……」 実況「おめでとう、日本ラグビー史上最高の瞬間です」「これこそ、まさに衝撃」「フランコス・ロウはすっかり落ち込んでます」「シェーン、日本はこの勝利に値するとしか言えないね」 解説「ああ、本当にその通りだ。最後の最後まで南アフリカにやりたいようにさせなかった。日本はよく守ってた。素晴らしいトライもあったし。彼らは最後まで信じ続けていた」 フランス 解説「おい、そこはファールだろ、ファール」 実
「ジャーパン、ジャーパン…」。約3万人の観客で埋め尽くされたブライトンの競技場は最後の15分、日本の応援一色となった。日本は「ジャパン」の大合唱が響き渡る中で逆転トライ。その瞬間、観客は総立ちとなり、優勝候補の強豪、南アフリカに歴史的な勝利を収めた「日本のミラクル(奇跡)」をたたえた。 試合開始前には、誰も参加20チーム中でランキング13位の日本の勝利を予想していなかった。 だが、身長や体格で見た目では明らかに劣る日本は前半、過去2回、世界王者に輝き、経験豊富な有力選手を投入し万全の布陣で臨んだランキング3位の南アフリカを相手に抜きつ抜かれつの大接戦を展開。競技場の雰囲気は変わった。 後半も、日本は南アにトライを奪われリードされても冷静さを失わず、何度も追いつき、逆に南アの選手たちを精神的に圧迫。南アにミスやペナルティーが多発し、イエローカードで南ア選手が一人減ったチャンスを見逃さなかった
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