Author:F爺・小島剛一 F国(= フランス)に住む日本人の爺さん。 専門は、言語学(特にトルコ語、ザザ語、ラズ語など)、民族学、日本語文法、作曲・編曲、合唱指揮など。 詳しいことは「Catégories」欄の「自己紹介」という記事に。
入手したばかりの『トルコのもう一つの顔』の著者、 フランス在住の言語学者・小島剛一さん。 どんな方かは、 F爺・小島剛一のブログをお読みいただくと、 その一端を垣間見ることができる。 時に仰け反り、時に目を丸くし、 時に煩悶して胸かきむしり、時に爆笑して読まずにはいられない。 小島先生は、 トルコ国内に、トルコ語の方言としてではなく、 事実、少数民族語として存在しているが、 トルコ政府が頑として認めたがらない言語を 辺境に住む人々と相まみえながら、 研究し続けてきた特異な学者さんだ。 トルコ国内の少数民族は、 トルコ政府の迫害を受け続けているが、 小島先生も、1986年にラズ人の結婚式でラズ語の歌を歌って、 トルコ政府に「国外退去勧告」を受け、 2003年には『ラズ民謡集』『ラズ語文法』を出版して直後、 「国外追放」処分を受けたという。 トルコ政府に睨まれ、 その研究は妨害を受け続けている
「トルコのもう一つの顔」 トルコのもう一つの顔 (中公新書) 作者: 小島剛一出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1991/02/01メディア: 新書購入: 14人 クリック: 159回この商品を含むブログ (49件) を見るの著者、小島剛一氏(普段はストラスブールにお住まい。今は日本全国を旅行中。)が伊勢に観光で訪れ、そのついでに小生に会って下さる、という不思議な出来事があった。非常にありがたいことだ。自分が言語学にシロウトであるのでかえっていろいろなことをお聞きすることが出来た。本当に存在する語族はどれなのか? 「アルタイ語族というのは存在しません。せいぜい好意的に見て、未証明の仮説。うわさのたぐいです。」 私の記憶によれば、小島氏はそう答えた。「まして日本語がアルタイ語族に属するなど、根拠がありません。」 結局、日本語の系統は分からない、というのが現段階の結論だそうだ。(自分が言
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