前節で全北現代に0-3と惨敗し、公式戦でも5試合勝ち無しと調子が出ていないFC東京。 グループ突破には勝ちが必要な最終節は、既に敗退が決まっているビンズオンとは言え、気温35度の灼熱地獄で非常に苦しい試合になった。 試合は序盤から互いに攻め合ってチャンスを作る展開で始まるが、先手を取ったのはFC東京で、前半21分に水沼のボールキープから橋本拳人がオーバーラップすると、スルーパスを橋本が上手く折り返してフリーで飛び込んだ前田が頭で決めて先制する。 その後はしばらく東京がボールを保持する時間帯になるものの、35分を過ぎるといきなり足が止まって相手の波状攻撃を浴び、前半終了間際にレ・コン・ビンに強烈なミドルを食らうがボールは運良くポストに当たって外れてくれた。 すると後半10分に、相手のミスパスを拾った前田がそのままドリブルで持ち込んでシュートを叩き込み、東京がラッキーな形で2点目をゲットする。