政務活動費をめぐって揺れる兵庫県議会で、辞職した野々村竜太郎・元県議(48)以外にも不透明な支出が次々と浮上している。各会派は7日午後、政活費の減額やルール見直しについて話し合うが、外部からは「自浄能力があるのか」との声も上がっている。 「記念すべきお客様は、兵庫県からお越しのご夫婦」。3月に3泊4日で熊本・長崎両県を視察したとして、政活費から宿泊代など約6万8千円を支出した加茂忍県議(自民)。「視察先」の天草キリシタン館(熊本県天草市)で400万人目の来館者として妻とともに記念品を贈呈され、同館のホームページに載った。市政だよりには「良い思い出になった」とのコメントも掲載された。 加茂氏は朝日新聞の取材に、「趣味や教養を深める行為は議員活動との境が難しい」「心臓疾患があり、妻の同行は容体急変に対応するため」として適正な支出だと主張。ただ、夫婦で宿泊したホテルのツインルームの費用については
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