「過激に狂ってないと、革命は起こせないですから」――ゲームベンチャー・芸者東京エンターテインメントの田中泰生社長(32)は「極端に振り切ったインパクトがあるものが好き」だ。 「ハイテクで新しい遊びを作り、世の中を驚かせたい」と2006年に起業し、今年「世界初の一般向け拡張現実エンタメソフトウェア」というふれ込みで「電脳フィギュア ARis」を発売した。 PC画面の中のメイドさんを、手に持ったスティックでつんつんしたり、服を脱がせたり、さまざまな角度から眺めたり――遊び方は単純で、ちょっと過激な「お色気路線」だ。 「よく『変態』とか『やり過ぎ』とか言われるが、賛否両論でも構わない。サザンオールスターズは国民的バンドだが、昔は過激な存在だったでしょう?」 ARisの楽しみ方は「触る、脱がす、のぞく」 電脳フィギュアARisは、1.5センチ角のプラスチック製「電脳キューブ」と、キューブを先端に付