robots.txt は法律上以下のようになってます。 無視してクロールしてもいいけど、無視してクロールした結果を公開するのはダメ つまり新 2ch では以下のようなサイトが法律上 NG になります API キーをアプリから解析して新 API 勝手に使ったりクロールしたりして過去ログ公開するようなサイト 上記のような仕組みで旧 2ch っぽいインターフェイスを提供するプロキシサイト 上記のような仕組みで動作する Web アプリケーション型 2ch クライアント OK なのは以下の行為です スクレイピングして動作するデスクトップ、携帯電話向けのクライアントを開発、配布する 無論、これらのクライアントが常軌を逸した動作をして、結果 2ch のサービス継続を妨害するようなことがあれば、 2ch は民事、刑事で適切な対応を取ることができるでしょう。この場合参考になるのは librahack 事件で
■ 岡崎図書館事件から3年 〜 もう一つの誤認逮捕事件 一昨々日、去年の遠隔操作事件への対応で、 全署でサイバー教育へ…警視庁、誤認逮捕防止で, 読売新聞, 2013年3月13日 全警察署員に「サイバー講習」 警視庁、捜査能力向上狙う, 日本経済新聞, 2013年3月13日 という記事が出たところだが、今、日本のサイバー犯罪史上象徴的なもう一つの誤認逮捕事件、「岡崎図書館事件」から、3年が経とうとしている。図書館が最初に「ホームページにつながらない」との苦情電話を受け、担当者が三菱電機ISに対応策を尋ねたのが、3年前の今日、3月16日であった。 遠隔操作事件では犯人の取り違えであったのに対し、岡崎図書館事件は、犯罪でない行為を犯罪とみなしたと言うべき誤認逮捕であった。両者に共通するのは、捜査員や検察官の情報技術についての常識感の欠如であり、実際、振り返ってみると、どちらの事件でも、逮捕が報
ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 ぼくの名前は井上ヨシオ。横浜市内にある小さなベンチャー企業、サードアイシステムに勤務している。25才、独身。趣味は映画と読書。 最初からこの業界にいたわけではない。IT業界の悲惨な現実は耳にしていたので、大学在学中の就職活動では、むしろ避けてすらいた。4年生の春、大手狙いを捨てた地道な就職活動と、サークルの先輩のコネで、都内の小さな出版社に何とか内定が決まったときは心から安堵したものだった。ところが、入社1カ月後に出版社が倒産という憂き目に遭い、ぼくは初任給すら受け取れないまま、次の就職先を探す羽目になった。数十社から断られた後、最後に拾ってくれたのが、サードアイだった。 ぼくにとって、それはこんな風に始まった。近くの牛丼屋で慌ただしい昼食を済ませ、コンビニでヤングジャンプを立ち
ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 あなたはもう結末を知っている――T市立図書館システムにまつわる拙速な逮捕劇、そしてクロラ氏が最終的に名誉を回復したいきさつを。だが、あなたは発端――この事件の遠因となった1人の男の不可解な暗躍の理由を知らない。それは、彼が棲息する企業が、企業倫理を軽視し、技術よりも利益を追求した結果によるものだ。ましてその裏話――あるベンチャー企業の生き残りを賭けた物語となれば、なおさら知りようもない。 倉敷タカシにとって、5月25日の朝が普段と異なると考える理由は何ひとつなかった。いつもの平日のように、午前7時ジャストに鳴り響いた目覚まし時計の電子音で目覚めたタカシは、5分ほどまどろんだ後、いさぎよくベッドから起き出した。 手早く洗顔をすませると、玄関先のポストに新聞を取りに行く。もうすぐ6月
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公開: 2011年9月25日11時25分頃 librahack方面がまた盛り上がっていますね。吹田市立図書館が謎の「サイバー攻撃」を受けたという話が出ているようで。 (図書館へのサイバー攻撃) 9月16日から2日間ほど、岐阜県を発信ポイントとするサイバー攻撃を吹田市立図書館が受けていました。ポイントは岐阜県になっていましたが、そこが経由地なのか実際の発信地なのかも特定できていないような説明を受けました。1秒間に5回アクセスされるような攻撃だったようですが、それで吹田市立図書館側のサーバがアクセス困難に陥ったのでした。 政治的な意図があってのことではない(愉快犯)だと思いますが、当該期間にアクセスできなかった市民には多大な迷惑が掛かりました。市は警察へ対応を申し出ています。 ※(追記);ファイヤーウォールを云々・・・という箇所を削除しました。当該記事は吹田市CIO(情報の最高責任者)から説明
"Librahack"共同声明に関する詳細情報 あれだけ馬鹿げたことをして、いまだに被害届の取り下げが行われないのか。何故か。前例がないからか? 被害届の提出に対する萎縮か? 意味が分からない。 日本は、Winnyの開発者を逮捕して、P2P技術の合法利用という道を塞いだ。ナップスターの例にみられるように、合法利用に転換する道はあったはずなのだ。Winnyプロトコルは、たしかに違法目的にしか利用できなかったが、管理サーバーのない、純粋なP2Pによるネットワークによって、実用的なファイル共有を実装した最初の例として、Winnyはソフトウェアの歴史に名が残るはずだ。また、BitTorrentプロトコルは、LinuxのISOイメージの配布、ゲームのアップデートパッチの配布、さらには、合法的なゲームの販売における配布そのものにすら、使われている。その道を日本国自ら閉ざしてしまうとは情けない。検索エン
■ このまま進むと訪れる未来 岡崎図書館事件(15) この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。 2017年5月、それは新聞各社のベタ記事報道から始まった。 朝売新聞2017年5月26日朝刊 美術館の電子書籍を破壊 愛崎県警 不正指令電磁的記録作成容疑、32歳を逮捕 岡知市立美術館の電子書籍データを破壊する不正なプログラムを作成、提供したとして、県警生活経済課と岡知署は25日、不正指令電磁的記録作成及び同供用の容疑で、コンピュータソフトウェア制作会社社長を逮捕した。 発表によると、容疑者は、昨年12月、ハードディスクを繰り返し執拗に消去するプログラムを作成し、インターネットのホームページで公開していた。今年3月に市立美術館の主任主査がこれをダウンロードしたところ、美術館の電子書籍データがすべて破壊された。プログラムは35回にわたって繰り返し0(ゼロ)
●岡崎市、費用負担求める 愛知県岡崎市立図書館でシステムに問題があり、ホームページへのアクセスがサイバー攻撃のように見えたり、個人情報が流出したりした問題を受けて、同市はシステム業者に契約打ち切りの方針を伝えた。解約に伴って生じる費用は業者に負担を求める。 業者は三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS、東京)。同市立図書館のシステムはコンピューター約150台などで構成され、主に2005年契約と08年契約の端末があり、5年リースの契約。05年分は今年9月に5年分の契約を結んだが、すべての契約を解除し、別の業者の選定を始める。 新たなシステムの導入は早くても11年末になる予定で、それまでは現行のシステムを使うが、利用料金は払わない。契約解除に伴う違約金の負担も同社に求める。市はこうした費用負担を一連の問題に対する損害賠償ととらえ、応じない場合は法的措置も辞さないとしている。 図
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社のMELIL/CSという図書館システムを導入している図書館宛(下記の約60館)に緊急要請を送りました。 図書館が事態を主体的に検証することを呼びかけるものです。 9月28日以降の報道や10月1日付けの岡崎市立中央図書館の発表によれば、岡崎市立中央図書館の163名分の個人情報が三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(以下、MDIS)の提供する図書館システムMELIL/CSを導入している全国37の図書館に流出しました。さらに、この37図書館のうち福岡県篠栗町と宮崎県えびの市の図書館のウェブサーバからインターネットを介して外部に流出したとのことです。 また、えびの市教育委員会の発表によれば、えびの市民図書館の116名の利用者の個人情報がインターネットを介して流出しており、報道によればさらに約1800人の利用者情報が流出したとの情報もあります。 さ
Librahack事件に関するパネル討論会を聞いてきました。 帰宅後、ハッシュタグへアクセスすると、私がパネル討論会で受けた印象とは、まったく異なる方向へ議論が進んでいて、とても残念に感じました。 参加した人と参加しなかった人とのギャップを埋めたいと思い、いくつかのツイートをしましたが、かえって混乱を招きました。自分自身の力不足を痛感しています。 力不足をさらに露呈させる結果になるかもしれませんが、パネル討論会で得た、私の解釈をまとめてみたいと思います。 まず、2つの前提から話を始めます。 前提1 岡崎市立中央図書館のウェブサーバーに、想定外の「閲覧障害」が発生した。 その障害は岡崎市立中央図書館にとって、業務に支障がある現象である。 調査の結果、業務妨害罪が成立するために必要とされている要件のいくつかを満たしているように見える。 よって、『業務妨害罪が成立するかもしれない』という疑いを持
昨日2010年10月2日、中京大学にて開催された『パネル討論会:「岡崎市中央図書館ウェブサーバ事件」から情報化社会を考える」に出席したため、イベントレポートを掲載します。あくまでこのレポートは出席者の常川真央が聴いたかぎりのお話をまとめたものであるため、必ずしも出席者の意図を反映しているとは限りません。本記事末尾に掲載している他の方の記録と併せて判断していただきますようよろしくお願いします。(文責:常川真央) 開催趣旨: 2010年4月、岡崎市図書館のWebサイトの利用者が Webサイトに自作プログラムでアクセスし、新着図書の情報収集を開始したところ、たびたび Webサイトに障害が発生し、その利用者(通称 librahack氏)が逮捕され、起訴猶予処分となったとのことです。この事件が新聞発表された結果、ネット上では議論が激しく交わされました。このアクセスはWebの利用として特段異常ではなく
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