世界各国の言語に対応するタイプフェイスを想像してほしい。出版社がアラビア語、チェロキー語、エジプトの象形文字など全ての文字をフォントの切り替えなしに出版できることを。 そのことこそ、現在96言語をサポートする無料のフォント・ファミリー、Google Notoが目指すものであり、グーグルは全言語をサポートしたいと考えている。Notoは「ノー・トーフ」を意味する。トーフとは、タイプフェイスでサポートされていない文字を表示すると現れる白い四角形(□)のことである。 2012年にスタートしたNotoフォント・ファミリーは、現在100,000文字に対応している。先月、グーグルはアドビをパートナーに迎え、新たに簡体字・繁体字中国語、日本語および韓国語のフォント・コレクションをリリースした。これは別々に使うことも、1つのファイルにまとめて使うことも可能で、ライターはフォントの切り替えなしに言語を切り替え