震災対策で民・自協議へ=首相、谷垣総裁が一致 震災対策で民・自協議へ=首相、谷垣総裁が一致 自民党の谷垣禎一総裁は30日午後、首相官邸で菅直人首相と約40分間会談し、東日本大震災や福島第1原発事故への対応に関し、「震災特命相」設置や被災自治体への「災害臨時交付金」創設などを盛り込んだ緊急提言を申し入れた。首相は「極めて実践的で中身がある。さっそく生かしたい」と応じ、具体化に向けて民主、自民両党の政策責任者レベルで協議していくことで一致した。 会談には民主党の玄葉光一郎、自民党の石破茂両政調会長らが同席した。提言は全部で167項目あり、首相はこのうち子どもの就学支援や震災遺児支援策に強い関心を示したという。 首相は震災発生後の19日、谷垣氏と電話で会談し、副総理兼震災復興担当相として入閣するよう要請したが、谷垣氏は「あまりにも唐突な話」と拒否した。首相への今回の申し入れは、入閣要請を断っ