1945年。オキナワへ飛び立った特攻隊員迫水真次郎は、被弾した次の瞬間、異世界バイストンウェルへと連れ込まれた。それは地上と海の間に存在し、妖精のごときフェラリオ、地上の中世人のようなコモン人、悪の権化のようなガロウ・ランが闊歩する幻想世界であった・・・ ついに、このブログで富野小説を取り上げる日がきた 富野監督の小説を読むのは、数年ぶり。GWに持って帰ってきたのだから、日数はだいぶ過ぎたものの、読んでいる時間そのものは他の小説よりも速かった いろんな作家の文章に触れた後だったので、監督の初期作となればある程度の難読(!)を覚悟していたが、案に相違して読みやすかったのである。良く訓練された富野信者と言えばそれまでだが、引っ掛かるところが少なかったのだ 確かに理屈で文章の内容を把握しようとすると、立ち止まってしまう部分はある。アクションシーンで視点が混乱して分かりにくいところもある しかし、
この10〜15年の日本映画とアニメがつまらない理由 冲方 僕は、自分の作品に反映させられるくらい「リーンの翼」を読み解こうと思ったんですね。ですが、ひとつの発想がほかの発想と半ば合体し、絡み合っているので、うまくくみ出せなかったんです。たとえばリーンの翼という設定はいいな、自分でも使ってみようかなと思うじゃないですか。でも、いざそれを抜こうとしても、そこからオーラ力、バイストン・ウェルの世界、のちのちのオーラバトラーまでつながってついてきてしまう。靴から翼が生えるという神話的な発想に全部がくっついてきて、部分では使えないんですね。それはご自身が意識されていたのか、それとも書いたらこうなったのか、まずそれをお伺いしたいな、と。 富野 それは映画的な発想で物語を構築しているからなんですよ。大学でシナリオの勉強をしたときからたたき込まれたのが、表現されるべきものとテーマとの関連性で、それは密着し
『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』を初めて見たのは確か小学生4年生の頃だったと思う。 その前にプレイステーションのゲームの方を先にやっていて、その後レンタルショップで『機動戦士ガンダムF91』と一緒にビデオを借りたと記憶している。 この作品、多くの人もそうらしいのだが、初見ではなかなか全てを理解し難い代物ではあると思う。 かくいう僕も、先にゲームの方をクリアしていて大まかなストーリーは理解していたつもりだったのだが、 実際見てももう一度あらすじをなぞる作業に終始した程度で特にどうといった感想も浮かばず、 「やっぱオチがあっけないなぁ」くらいにしか思わなかったのだ。 ただその後ネットで数々のガンダム関連、主に富野由悠季作品の関連サイトなり掲示板の書き込みなりで『逆シャア』について書かれた批評もしくは解説に触れていったことで見直す機会というのは何度もあった。 「(富野作品の中でも)『逆襲のシャア
聖戦士ダンバイン(1983)全話見終わりました。 youtubeでがんばった(^^;) ミ・フェラリオが語る物語の感想を、記そう。 クオリティがかなり高いアニメでした。湖川友謙のキャラクターデザインがいい。 最近のオタク向けのアニメと違ってキャラクターが魅力的だ。 バイストン・ウェルの世界が素敵。 「イデオン」・「ザブングル」・「ダンバイン」のころの富野作品はすごいですね。 この頃はまだ作品の中に普通の人しか出てこなかった。Z以降Vガンまでの富野アニメは心のすさんでる人が目立つようになる。エルガイムはうろ覚えだからわからんが、ダンバイン以前の富野アニメにはヤザンみたいな戦争大好き人間やアイデンティティ不安な強化人間はまだいなかった。スパロボやってるとジェリル・クチビとかは戦争大好き人間のようにも思えるんだけど、本編を見ると極悪人ってわけじゃじゃないんですよね。トッドやバーンも結構いいやつ!
『リーンの翼 COMPLETE』発売決定のニュースを見て大喜びしていましたが、時間経ったらやはり信じられませんので、もう一度ソース元を見ることにしました。そしたら、あるものに気づいた。 ○アニメ!アニメ!│「リーンの翼」全話で6090円など バンダイV発売決定 (前略) また、これとは別に2010年1月27日には、『リーンの翼 COMPLETE』が発売される。商品は全6話をおよそ150分にまとめ、税込み6090円とする。 これまでは全6巻を各巻税込み6090円としていたから、本編だけを考えれば一気に1/6まで価格を引き下げたことになる。全話通じてのこの値段は、かなり魅力的だ。 『リーンの翼』は、富野由悠季監督が自身の小説を基にしたOVAシリーズである。富野由悠季監督のライフワークとされるバイストン・ウェルの物語の最新作として映像化された。 2005年から2006年にかけてインターネットを通
今月はこれでやっと5つ目の記事。書きたいことはいくつもあるはずで、会社から帰ってくると眠い目をこすりながらパソコンの前にしがみついてだけはいるんだけど、何から書いたものかどう書いたものかなどと思っている間に時間だけがどんどん過ぎていくとか、そんな感じです。 『リーンの翼』セリフ集 「招かれざるもの」 「ホウジョウの王」 「地上人のオーラ力」 「王の姦計」 「東京湾」 「桜花嵐」 あまり頭を使わなくてすむことというか。『だからtominoは・・・』のほうで、ちまちまと『リーンの翼』のセリフ集を作ったりしていました。やってみて思ったのは、これは読み込むほどにいい作品だな、ということと(笑)、意外にテレビアニメーション的だということでしょうか。 6話構成ということで、一気に見通そうと思えば見通せるボリュームでもあり、初見が3年前の富野監督のお誕生日に一挙無料配信されたのを観たなんてこともあって、
富野由悠季、絶望の日々 - 死んだ目でダブルピース これをきちんと語れる富野監督はやっぱり凄いんだけど、本当に不安定です。この語られている時期のインタビューとか小説とかは、本当に読んだことない人は読んだ方が良い。特に別冊宝島で、切通理作さんがやってるインタビューは必見です。 OHP+ | ガンダムエース 2009年9月号 富野さんと安彦さん、そして富野さんと星山さんとか、そういうコンビの妙もあった。 ただガンダム以降に、ガンダム以外のヒットが富野監督にあれば、こんな不安定がなかったのも事実で、改めて『ダンバイン』で、富野監督が途中で引き返すという決断をしたのが、悔やまれると思う。あの作品は富野監督が自分に自信を持って、軌道修正せずに初期の路線で突っ走るべきだった。「東京上空」に至るまでの最初のワンクールの完成度は素晴らしい。このアニメがすごい!―絶対保存版 (別冊宝島 (293)) by
目のパターンは バイク模型でよくやるカーボンパターン塗装の技法を参考に 適当なメッシュ素材でマスキング塗装。 ハニカムなメッシュがいいと思います。 他のABより目の面積の大きいバストールですので フツーに塗装すると間が持たないので このような方法をとってみました。 やってみればいい感じに落ち着いたので安心しました。 …本当は造形で表現しなければならないのですが そこは その コストと相談、 ということで、 一つ…。 以下、今回のキャラホビ2009でのS.A.Eのお品書きとなります。 キャラホビ2009 C3×HOBBY キャラホビマーケット 2009年8月30日(日) 10:00~17:15 幕張メッセ 1国際展示場 ディーラー名:S.A.E 卓番号 124 と125 ディーラー名:S.A.E 新作 ■バストール ¥15,000 ■レプラカーン(胸像) ¥6,000 ■ゲド ¥13,000
(c)創通・サンライズ にしかど氏からサーバインの現状画像が届きました。 一枚しか無いんかーい。 楯が付いたことで より騎士っぽさが出てきましたぬ。 以前販売していたサーバインですが 久々の再販に伴い サービスの意味を込めての楯装備型、 という感じでしょうか。 楯が付くことによって 雰囲気もガラっと変わった印象を持ちました。 かっけー。 さて、バストールの撮影をしなければ。 キャラホビ2009 C3×HOBBY キャラホビマーケット 2009年8月30日(日) 10:00~17:15 幕張メッセ 1国際展示場 ディーラー名:S.A.E 卓番号 124 と125 ガイドブック ディーラー名:S.A.E 新作 ■バストール ¥15,000 ■レプラカーン(胸像) ¥6,000 ■ゲド ¥13,000 再販 ■ボゾン ¥15,000 ■ドラムロ ¥15,000 ■サーバイン・シールド付 ¥15,
(c)創通・サンライズ 安藤さんのゲド。 前作のボチューンから5年?4年? 久々の参戦は ダンバインをかわしてゲドでした。 テストショットを仮組みした状態ですね。 プラモのパッケージのイメージですか。 量産型のやられメカなのに このヒーロー的なかっこよさはどーだっ バストールの塗装状態は金曜日になりましょーか? ピンクむずい…。 キャラホビ2009 C3×HOBBY キャラホビマーケット 2009年8月30日(日) 10:00~17:15 幕張メッセ 1国際展示場 ディーラー名:S.A.E 卓番号 124 と125 ガイドブック ディーラー名:S.A.E 新作 ■バストール ¥15,000 ■レプラカーン(胸像) ¥6,000 ■ゲド ¥13,000 再販 ■ボゾン ¥15,000 ■ドラムロ ¥15,000 ■サーバイン・シールド付 ¥15,000 ■ライネック(胸像) ¥5,000
岩国に住む青年エイサップ・鈴木は、友人が起こしたテロに巻き込まれた中、海から突如現れた戦艦に乗っていた少女・リュクスと出会い、リーンの翼の力により異世界バイストン・ウェルに召喚される。エイサップは、リュクスの父であり、かつてリーンの翼の持ち主であった元日本軍人のサコミズ王が、地上侵攻の野望を持つことを知り、これに対峙する。 突然ブログの趣向が変わったように見えるかもしれませんが、夏休みということでご勘弁下さい。三、四年前に放送された富野由悠季監督によるアニメーション作品であります。 本作は、監督の作品におけるバイストン・ウェルもの――魂の故郷と呼ばれる異世界バイストン・ウェルを舞台としたファンタジー作品――に属する作品であり、その多くに共通する、(現代人の)青年が突然バイストン・ウェルに召喚され、聖戦士として戦乱に巻き込まれるという基本パターンに忠実な作品ではあります。 そんな本作の特徴と
最近読んでたいくつかいい話が載ってたブログについて、少し紹介します。ロカルノ一連の話と『リングオブガンダム』記事のおかげで、もう1週間以上も溜まった感想なので、ここで一気に発散します。 ①大日本番長連合電脳通信│1st ガンダムのデザイン。 漫画家である加藤礼次朗先生が書いた、『機動戦士ガンダム』に関する話。子供の頃の思いを話つつ、宇宙の戦士や大河原邦男氏の竜の子ルーツデザインなどに言及して、とてもいい話でした。 でも、ここで紹介したいのは、富野監督に関する話。 (前略)私は引き込まれ、毎週夢中になって見ていました。 ただ「ガンダム」は当時のロボットアニメという商品としてはいささか地味すぎた…語り口がちょっと丁寧すぎたかもしれません。 もちろん、それは富野喜幸(とみの よしゆき)監督も“わかっててワザとやっていた部分”ではあった(私もそれをわかってて納得した上で見てた)ワケなのですが…視聴
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