人間誰しも美しく生活したいと思っている。それは見た目だけじゃない。中身から美しくということだ。 それはクルマも同じである。今どきクルマを実用性だけで買う人はいない。だったらトラックやバンでいい。そうではなく、乗る人の身体はもちろん、時には頭や心まで気持ち良くしてくれるから買うのである。それはスタイリングであり、走りであり、質感であり、ブランド性であり、知的興奮を誘うエピソードである。クルマはある意味、五感で味わうプロダクトだ。だから楽しくも難しいのである。 というわけでこの“ビューティフルカー”では私、小沢が美しさや知的エピソードを中心にクルマを語っていこうと思う。 【コンセプト】トヨタかスバル、どっちが作ろうがどっちでもいい! 「なにを言ってるんですか? 開発がスバルだろうが生産が太田工場だろうが、どちらでもいいんですよ。極端な話、ハードは二の次。それよりどういう楽しみ方、遊び方を提示で