朝鮮半島で軍事衝突の恐れ=中国系香港メディアが警告 【香港時事】香港の中国評論通信社は14日の社説で、張成沢氏を処刑した北朝鮮の金正恩労働党第1書記について「手法が強硬で、非常に不安定なところがある」と批判するとともに、朝鮮半島で軍事衝突発生の恐れがあると警告した。中国当局系の香港メディアが北朝鮮の危険性を指摘するのは極めて異例。北朝鮮の韓国に対する武力行使を警戒しているとみられる。 社説は、北朝鮮が国民の国内情勢への注意をそらすため朝鮮半島の緊張を高める行動に出るのではないかという韓国の懸念は「恐らくすぐに現実のことになるだろう」と予測。軍事衝突が起きた場合、「中国はこの地域の大国として、関与せざるを得なくなる」と主張した。(2013/12/14-18:19)