この秋までにシャープへ売却されることが決定した東芝のパソコン(PC)部隊。かつて世界を席巻した花形事業の売却額はたったの40億円だった。シャープを再建した台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業傘下に入る約2000人の東芝社員の胸中は複雑だ。ほんの3年前まで、両者の立場は正反対だった。「シャープの件は、ちょっとコメントできません」。6月15日、東京都立川市栄町にある東芝クライアントソリューション立川事業

この秋までにシャープへ売却されることが決定した東芝のパソコン部隊。かつて世界を席巻した花形事業の売却額はたったの40億円だった。シャープを再建した台湾・鴻海精密工業傘下に入る約2000人の東芝社員の胸中は複雑だ。ほんの3年前まで、両者の立場は正反対だった。「東芝にいても仕方がない」「シャープの件は、ちょっとコメントできません」。6月15日、東京都立川市栄町にある東芝クライアントソリューション
東芝と富士通のパソコン事業と、ソニーから独立したVAIO(バイオ、長野県安曇野市)の統合交渉が、打ち切られる可能性が高まった。当面の期限を延長して交渉してきたが、統合後の戦略や生産拠点の統廃合をめぐって3社の意向が折り合わず、合意は非常に難しくなっている。 交渉では、VAIOの親会社の日本産業パートナーズ(東京)を中心に、東芝、富士通も出資する持ち株会社をつくり、傘下に3社の事業会社を置く枠組みが有力視されていた。東芝の「ダイナブック」、富士通の「FMV」、「VAIO」など3社が展開するブランドも残す方向だった。 統合が実現できれば、部品調達や開発、設計などを効率化でき、競争力が高まるとの考えがあったが、戦略の見直しを迫られることになりそうだ。 3社のパソコン事業の統合はもともと、不正会計問題を受けた東芝の経営再建の延長線上に浮上した。富士通も事業の採算が悪化しており、VAIOとも競争力の
経営再建中の東芝が富士通とVAIO(バイオ、長野県安曇野市)とのパソコン事業の統合に向けて、中国・浙江省にある杭州工場を売却し、生産から全面撤退する方向で調整していることが15日、分かった。中国企業と売却交渉を進めている。事業統合した後も各社のブランドは維持し、東芝は「ダイナブック」の生産を富士通とVAIOの工場に委託する。設計と開発に専念し、生産コストを抑える狙いだ。 現在、東芝と富士通、VAIOの3社は事業統合に向けて協議を行っており、持ち株会社を設立し、傘下に3社のパソコン事業会社を置く方向で調整している。生産拠点は富士通の島根工場(島根県出雲市)とVAIOの安曇野工場に集約する。杭州工場の売却交渉が決まった段階で、3社は事業統合への最終調整に入る。 3社とも年度内に事業統合に基本合意したい考えだが、東芝の杭州工場の売却交渉次第で遅れる可能性もあるという。 また、3社は持ち株会社の出
東芝が、不適切会計問題による業績悪化を受けた経営立て直し策として、苦戦していたパソコン事業を切り離し、富士通と合弁会社を設立する方向で交渉に入ったことが3日、わかった。 成長が見込める法人向けパソコンを強化し、タブレット端末の普及などで競争が厳しいパソコン市場で生き残りを図る。ただ、東芝は海外メーカーなどとの提携も同時に模索しているとみられ、結論は年明けに持ち越される可能性がある。 両社がパソコン部門を統合すれば、国内のシェア(市場占有率)は2014年の出荷台数ベースで30%を超え、NECレノボを抜いて1位となる。世界的には、統合しても順位は7位にとどまるが、両社はともに企業向けに注力しており、部品の共同調達によるコスト削減などで競争力の強化が図れると判断した模様だ。
東芝は9月18日、PC事業の安定的な黒字化に向け、コンシューマー分野を大幅縮小し、ビジネス向けへの構造転換を加速すると発表した。コンシューマー向けは一部地域から撤退し、ビジネス向けとの連動性が高い先進国市場を中心に展開し、2016年度中にビジネス分野の売り上げを50%以上に引き上げる。人員削減にも踏み切る。 同社PC事業は4~6月期に黒字を達成しているものの、今後もスマートフォンやタブレットの競合が進み、世界市場ではコンシューマー向け需要の減少が見込まれるとして、安定的に黒字を確保できる事業を目指し構造改革を実施する。 コンシューマー向けは、採算性の改善が見込めない国・地域からは撤退し、販売拠点を統廃合。年度内に現在の32拠点から13拠点へと絞り込む。今後は先進国市場を中心とするほか、プラットフォーム数の絞り込みによる開発や調達・流通コストの削減、国内本社機能のスリム化・一部本社機能の海外
1万3000円の激安Windows 8.1タブレットPCを発表した東芝が、その影でひっそりと新型Chromebookについても発表しています。フルHD(1920×1080)に対応した新型「Chromebook2」は、高級感あるデザインにもかかわらず329ドル(約3万5000円)とのことです。 Toshiba updates its Chromebook line with two new models at IFA 2014 http://www.pcworld.com/article/2601424/toshiba-updates-its-chromebook-line-with-two-new-models-at-ifa-2014.html Toshiba’s $330 Chromebook 2 Will Make You Reconsider That MacBook Air | G
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