著者プロフィール:長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ) 兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。 コンビニの秋冬シーズンにおける代表商品であり、一時は通年でも販売していた「おでん」が、コロナ禍を機に急速に姿を消し、復活の動きが鈍い。東京都心部、特に山手線の内側ではおでんを展開している店が少なく、“絶滅危惧種”になっている。各地の政令指定都市、県庁所在地レベルの街や、それらの近郊の駅前店でも同様の状況であり、現在はロードサイドを中心に販売しているようだ。 東京都立川市のJR立川駅南口から徒歩1分以内に、3大チェーン(セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン)の店舗が計4つある。行ってみると、おでんの販売をしている店は