日本郵便は、およそ10年ぶりに郵便配達員の制服を一新することになり、16日、新しい制服が披露されました。 制服のデザイン変更は、郵政民営化が実施された平成19年以来、およそ10年ぶりです。制服はこれまで、郵便事業が始まった明治時代の制服をモチーフにした濃い紺色がベースとなっていましたが、配達員から「夏場に熱がこもる」とか、「汗のしみが目立って困る」といった意見が出ていました。 このため、日本郵便は今回、涼しげなデザインにするとともに、生地の吸水性を高めるなど機能性を高めたということで、ことし4月から郵便の配達や仕分け作業に当たる人たち、およそ16万人が新たな制服で業務に当たることになります。 日本郵便では「郵便配達員が新しいデザインの制服を着て、今よりも親しまれるようになってほしい」と話しています。