トリキュラーとは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを含んだ経口避妊薬の名前です。 低用量避妊ピルと呼ばれる種類のピルの一つで、含有ホルモンの働きで本来起こるはずの排卵を抑制し、受精を防ぐ効果があります。 低用量ピルとはその名の通り、含有するホルモンの量が非常に少ないものです。 高・中用量ピルは月経トラブルや婦人病などの治療に使用することを目的としていたため、避妊目的の女性にとっては不必要に多くのホルモンが含まれていたのです。 こういった問題を解決するため、ごく少量で避妊効果を得られる低容量ピルが開発されました。 トリキュラーは、21錠の錠剤が1つのシートに収められており、毎日決まった時間に1錠ずつ服用することになります。 特徴としては、卵胞ホルモン濃度は21日間分一定に保たれていますが、黄体ホルモン配合量は6日分、5日分、10日分がそれぞれ異なっています。 こうすることで、月経周期の前半には比較
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