7月12日、屋久島では例年より1日早く梅雨明けすると、島では「皆既日食ムード」が一気に高まりを見せ、いよいよ今世紀最大ともいわれる天体ショーに向けて秒読み段階に入った。僕自身もそんな周囲の盛り上がりにあおられるように、あらかじめ取り寄せておいた「アストロソーラーフィルター」で撮影用の減光フィルターを自作し、テスト撮影とロケハンを済ませ、着々と世紀の瞬間を迎える準備を整えていた。 今から7年ほど前、すでに屋久島への移住を具体的に描いていたころ、屋久島が舞台となったNHKの連続テレビ小説を見て、2009年7月22日に屋久島で皆既日食が観測できることを初めて知った。当時はずいぶん先の話だと思っていたが、屋久島に移住して4年が過ぎ、気がつけばその年を迎えていた。 国内における今回の皆既日食観測ポイントは、悪石(あくせき)島などトカラ列島を中心とする薩南諸島。人口の少ない離島にかつてないほど多くの観
JTBは22日、同社の国内旅行パッケージ「エースJTB」において国内旅行企画「皆既日食観測ツアー3日間」を発売する。 皆既日食は今年の7月22日に予測されており、日本国内では1963年以来46年ぶりに観測できる。この機会を逃すと次回は2035年まで見られないとされている。同ツアーでは、今回の皆既日食で、皆既帯に入り絶好の観測ポイントと言われる屋久島を拠点にした全3コースを用意する。 チャーター船でトカラ列島沖へ向かい、船上から観測するA・Bコースでは、約5分25秒間の皆既日食の観測が可能。両コースの違いは、宿泊先が1泊目と2泊目でそれぞれ逆のパターンになる。一方、屋久島にあるボタニカルリサーチパーク内の広場で陸上から観測するCコースでは、約3分44秒間の皆既日食を楽しむことができると予測されている(観測時間は、天候や海上の状況により短くなる可能性あり)。 また観測前日には、鹿児島大学大学院
7月22日に皆既日食が見られる鹿児島県の屋久島で、同月19日〜25日の1週間、船舶による入島が一元管理される。屋久島町が予約の受け付けを始めた。航空機による入島には適用されない。皆既日食に伴う入島制限は、トカラ列島の同県十島村に続き、2例目。 皆既日食屋久島町対策協議会は、島内の自然環境と治安を守るため、期間中に受け入れられる観光客らの人数を既存の宿泊施設4200人とキャンプ場300人の計4500人と試算している。ツアーなどで予約済みの客は今後調整する。 町が屋久島観光協会内に設けた「屋久島皆既日食予約センター」(0997・43・5558、5559)で2月27日まで予約を受け付ける。定員を超えた場合は3月20日に抽選し、当選者に知らせる。
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