政府は大飯原発を再稼働させようと躍起になっている。その理由として、再稼働がないと関西電力が夏に供給力不足になるとしているが、本当に関西電力は供給不足になるのか。 ISEP(環境エネルギー政策研究所)が数字をまとめている。 関西電力の2011年の夏の供給力の実績を見ると 水力発電 225万kW 火力発電 1415万kW 他社融通 522万kW 揚水発電 448万kW 原子力発電 337万kW 合計 2947万kW これに対して需要は2784万kWだった。 政府は、今年の夏の需要予測を昨年を遙かに上回る3138万kWとしている。 この夏の供給予測として出されているのは 水力発電 193万kW 火力発電 1472万kW 他社融通 638万kW 揚水発電 185-270万kW 合計 2489-2574万kW この供給力予測では、関電管内の自家発