南日本でマグニチュード7.6の大地震発生? 20日午後1時すぎ、気象庁のホームページに「宮崎県で震度6強」などの情報が一時掲載され、ロイター通信が速報で全世界に伝える騒ぎがあった。実際は、ホームページの運営を委託されている日本気象協会のプログラムのミスで掲載された訓練情報だった。 気象庁によると、訓練は同日午後1時5分に始めた。8分後、ホームページに「日向灘震源マグニチュード7.6」「宮崎県で震度6強」などの情報が「訓練」の断り書きなく載っているのに気象庁職員が気づき、気象協会に削除を依頼した。だが作業に手間取り、約30分の間、誤情報が掲載されたという。 これを見たロイター通信が午後1時10分、「政府機関によると、日本南部で強い地震」と一報。その後、「政府機関が訓練上のミスだったと謝罪」と続報を流した。気象庁には官庁や市民、報道機関から問い合わせの電話が50件以上あったという。 誤情