台湾初のトランスジェンダー、かつ史上最年少でのオードリー・タン氏のデジタル担当政務委員大臣就任、新型コロナの封じ込め戦略など、近年台湾の存在感が抜きん出ている。オードリー氏の活躍は日本人にも知れ渡っているようで、彼女が日本で出演した番組は本人の出演シーンだけが再放送されたほどの反響ぶりだった。
2018年5月にフランス・パリで開催されたオークション(主催会社:アールキュリアル)で、手塚治虫のマンガ原稿の原画1ページ分が26万9400ユーロで落札された。作品は手塚の代表作『鉄腕アトム』、1950年代に描かれたものだ。日本円に換算すると約3500万円。当初の落札予想価格の4万~6万ユーロを大幅に上回った。手塚治虫の直筆原稿は、それまで国内でも高額取引されていたが、それでも破格の価格だ。 『ポケモン』『ドラゴンボール』がサザビーズに登場 今年10月には、マンガ・アニメ関係者で話題になった別のオークションもあった。大手オークション会社のサザビーズが香港で開催した現代アートオークションである。140点あまりのロットのなかに、『ポケットモンスター』『それいけ!アンパンマン』『ワンピース』など、日本の人気マンガの原画やアニメ制作に使用されたセル画が全部で9点出品された。 手描きの背景美術が付い
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ネットでたびたび話題になる、クリエイターに無料や格安な報酬で作品を作ってもらおうとする無茶な依頼。漫画家の夏ノ瀬いの(@stylish_gorilla)さんによる、そういった依頼を牛丼屋での注文に例えた漫画が分かりやすいと共感を集めています。 牛丼屋でこんなこと言わないよね 夏ノ瀬さんは、あるとき仕事を依頼したいという人から、安い依頼料を提示されます。相場を知っている人は少ないから仕方ないと思いつつ、「そちらは〇〇円からしかお受けできません」と丁寧に返すと、「夏ノ瀬さんの絵が好きなのでどうしても描いてほしい」と熱いコメントが返ってきます。しかし、用意できるお金はこれしかないというのです。 これは、100円で何か食べたいと牛丼屋さんに入って、お店の人に牛丼は300円からと言われても、「ここの牛丼が好きだからどうしても食べたい。でも10
人工知能(AI)導入率で、日本の出遅れが目立つ――そんな調査結果を、MM総研がこのほど発表した。AIを導入している企業の割合は、米国では約13.3%、ドイツでは約4.9%、日本では約1.8%と、他2カ国に出遅れているという。日本企業は、良質なデータの保有を強みとする一方、それを活用する人材や業務運用ノウハウの不足が課題になると、同調査では指摘している。 調査は、日本企業(予備調査8797人、本調査2000人)、米国企業(予備調査1071人、本調査500人)、ドイツ企業(予備調査1631人、本調査500人)に勤める人を対象に、2017年3月2~16日にネット上で実施。AI技術のビジネスへの導入状況を聞いたところ、日本は導入済みが約1.8%、導入検討中が17.9%、米国は導入済みが13.3%、検討中が32.9%、ドイツは導入済みが約4.9%、検討中が22.4%という結果だった。 2016年度の
杉山淳一(すぎやま・じゅんいち) 1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』、『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。 日本全国列車旅、達人のとっておき33選』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」、Twitterアカウント:@Skywave_JP。 西武鉄道で走っていた「銀河鉄道999のラッピング電車」を復活させようという新たな取り組みが始まった。 西武鉄道は2009年5月から2014年12月まで、「銀河鉄道999」のイラス
海外展開に成功した即席麺は現地の日常の食生活に溶け込んでいる。いかに早く現地の食文化に広く深く溶け込むかが海外展開での競争優位性を決める。 メキシコの即席麺市場が年々拡大している。その中で約85%のシェアを占めているのは、日本でもなじみ深い東洋水産のMaruchan(マルちゃん)ブランドであるこの圧倒的なシェア自体驚異的だが、それ以上に驚かされるのは次のようなエピソードだ。 ・メキシコで、国会が審議を早々に打ち切った時に、新聞は「議会がマルちゃんした」と報じた。 ・2006年サッカーのワールドカップでのメキシコ代表の速攻は、「Maruchan作戦」と呼ばれた。 メキシコにおいて、「マルちゃん」は単に食品としての普及のレベルを超えて、「簡単にできる」「すぐできる」という意味の言葉として浸透しているのである。 海外で広く浸透した即席麺ブランドは、マルちゃんだけではない。例えば、香港では日清の「
Amazon Publishingのジェフ・ベル副社長は、一部新刊タイトルの好調な売り上げに関する良いニュースに加え、文芸エージェントと出版業界人にとって興味深い幾つかの発表を行った。Amazon Publishingが大西洋を超えるというものだ。 レターによると、2013年初頭にAmazonの従来モデルに基づく出版社が欧州に進出し、現在シアトルを拠点とするヴィクトリア・グリフィス氏がルクセンブルクオフィスから業務を統括する。米国の業務は、初期に同社に加わり、現在はニューヨークでAmazon Pubishingを率いるラリー・キルシュバウム氏が引き継ぐ。 「われわれは読者がAmazon Publishingの著者と書籍を支持していることに引き続き勇気づけられています。そのような訳で幾つかエキサイティングなニュースを共有します。来年初頭、ルクセンブルクのEU本部で欧州のAmazon Publ
日本コロムビアが、ネット上で違法配信されている音楽・映像などを見つける業務に携わるアルバイトを募集している。 音楽の総合情報・求人サイト「MUSICMAN-NET」に掲載された募集要項によると、国内外のWebサイトなどから、「根気よく、効率よく、違法ファイルを発見する仕事」としている。 求めるスキルは「PCやネットの扱いを苦にせず、根気強くサーチすることができ、整理整頓して報告ができる」ことなど。契約期間は半年更新で、時給は900円から。東京・虎ノ門の本社での業務になる。 採用担当者からのコメントには「音楽業界として、違法配信に本格的に対策を講じていきます。音楽業界を守る仕事でもあり、その熱意を持った方を歓迎します」と書かれている。 関連記事 「STOP!違法ダウンロード」啓発サイト、音楽7団体が開設 刑事罰化前に 違法ダウンロードに刑事罰を導入する改正著作権法の10月1日施行を前に、日本
AppleのiTunes Storeでソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)系邦楽アーティストの楽曲配信が11月7日午前0時に始まった。 いきものがかり、ASIAN KUNG FU-GENERATION、YUKI、ねごとといった多数の人気アーティストの楽曲が配信されている。楽曲は1曲250円、アルバムは2000円など。 これまでSME系邦楽アーティストの楽曲はiTunes Storeで配信されていなかった。だがソニー系音楽配信サイト「mora」が、違法ダウンロード刑事罰化が盛り込まれた改正著作権法が施行された10月1日からDRMなしでの楽曲配信をスタートしており、80~90年代にソニー系レーベルでTM NETWORKとして活動した小室哲哉さんがiTunes Storeでの楽曲配信開始を示唆するなど、iTunes解禁への期待が高まっていた。
米Walt Disneyは10月30日、「スター・ウォーズ」で知られるLucasfilmを買収すると発表した。「スター・ウォーズ エピソード7」の2015年の公開を目指すことも明らかにした。 買収は現金と株式交換で行い、買収額は40億5000万ドル。買収により、スター・ウォーズなどのコンテンツとDisneyのプラットフォーム、ビジネス、マーケットを統合して持続的な成長を生み、長期的な価値を促進するとDisneyのロバート・アイガーCEOは述べている。 買収を発表する声明には、スター・ウォーズの最新作エピソード7の2015年公開を目標とし、さらなる長編映画でスター・ウォーズの物語を続けるとも記されている。Lucasfilm共同会長キャスリン・ケネディ氏がLucasfilm部門社長となり、スター・ウォーズ新作のエグゼクティブプロデューサーとなる。ジョージ・ルーカス氏はクリエイティブコンサルタン
初音ミクは自由なキャラクターだ。一定のガイドラインを守っていれば、イラストや動画などを自由にネットに公開できる。2次利用OKという条件で作り手がネットに曲を公開し、ほかのクリエイターが手を加えてさらに大きな作品になることもある。 旧来のコンテンツビジネスは、キャラクターや曲や歌詞を無断複製から守り、2次利用の都度、対価を得るモデルだった。だが初音ミクは逆だ。イラストの非営利2次創作を自由にしたり、ピアプロ」のように作家同士コラボレーションし、2次・3次創作する場を権利元が作ったりすることで、創作のサイクルが加速。キャラクターの人気もふくらみ続けてきた。 誰もが作り、発信できる時代。これから革命的な変化が起きるはずだと、ミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長は考えている。 音楽を変える側になりたい 若いころから音楽が趣味だった伊藤社長。地元・札幌でアマチュアバンド活動
シャープが8月2日に発表した2012年度第1四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比71.6%の4586億円、最終損益は1384億円の赤字という厳しい内容になった。昨年度の連結決算で過去最大の赤字を計上した同社は、電子機器の受託製造サービス(EMS)世界最大手、鴻海(ホンハイ)グループとの業務資本提携を軸に復活のシナリオを描いていたが、その間も業績の悪化に歯止めがかからなかった。 説明会で同社の奥田隆司社長が「業績悪化の主な要因」として挙げたのは、液晶テレビを含む「AV・通信機器事業」と「液晶パネル事業」の2つ。テレビはASEANなど新興国市場での販売は好調に推移したものの、アナログ停波以来の需要減少と中国市場での販売低迷が足を引っ張った。 一方の液晶パネル事業は、棚卸資産圧縮のために4月から生産調整を行ったことが響いた。堺工場は生産能力の30%程度にまで稼働率を落とし、3月末と6月
世界的に普及が進むプロフェッショナル向けSNS「LinkedIn」。公式サイトによれば、2012年2月時点で200カ国以上で利用され、登録ユーザー数は1億5000万人に上るという。昨年にはLinkedInの日本語版サイトがオープンし、リクルート子会社が「Biz-IQ」を開設するなど、日本でのビジネスSNSの普及を期待する声も多い。 こうした中「日本ではビジネスSNSが爆発的に普及しにくい事情がある」と指摘するのは、ビジネスSNSに詳しく「LinkedInをビジネスに使う本」(中経出版)なども手掛ける谷口正樹さん。谷口さんが挙げる“事情”の1つが、仕事とプライベートをめぐる日本人の「民族性」だ。 仕事とプライベートをめぐる日本人の「民族性」 「日本と海外では、人間関係に対する考え方に“民族的な違い”がある」(谷口さん)。LinkedInの海外ユーザーの多くが「ビジネス」と「プライベート」を分
2010年の施行が予定されている「資金決済法」。銀行などの金融機関以外の事業会社に対し、少額の為替取引を認めるこの法律により、個人を対象とする小口リテール決済は大きな変化がありそうです。 個人を対象とする小口リテール決済の分野で、大きな変化が起ころうとしています。 決済方法の歴史を簡単に振り返ると、かつては、商品やサービスの引き渡しと同時に現金を受領する決済方法が主流でした。近所の駄菓子屋さんでお菓子を購入するようなケースを考えるとよいかと思いますが、商品などの売買が行われると、当事者間に債権・債務の関係が発生しますが、これを現金による資金決済で解消していました。 非常にシンプルな決済方法ですが、この方法の欠点を挙げるなら、買い手は現金を持ち運ばなければならず、売り手は釣り銭を用意するとともに、正確な現金の受け渡し処理が要求されるといったことなどが挙げられます。 現金による決済が抱える問題
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