2日、コペンハーゲンのIOC総会で、東京の落選が決まり、がっかりする高橋尚子さん=上田幸一撮影2日、コペンハーゲンのIOC総会で、東京の落選が決まり、がっかりする招致委員会のメンバーら=上田幸一撮影 【コペンハーゲン=稲垣康介】国際オリンピック委員会(IOC)は2日(日本時間3日未明)、当地で開いた第121次総会で16年夏季五輪開催地を選ぶ投票に入り、1964年以来2度目の開催を狙った東京は2回目の投票で敗れた。88年大会で名古屋がソウルに、08年大会では大阪が北京に敗れており、日本の夏季五輪挑戦は3連敗となった。 立候補4都市はシカゴ(米)、東京、リオデジャネイロ(ブラジル)、マドリード(スペイン)の順にプレゼンテーション(招致演説)に臨み、開催意義を訴えた。投票は過半数を獲得する都市が出るまで最下位の都市を振り落とす無記名の電子投票で実施された。1回目の投票ではシカゴが落選した。