愛知県警は、「Pokemon GO」(ポケモンGO)を運営するナイアンティック本社と日本法人に対し、「運転中にポケモンGOが操作できなくすること」などを記載した要望書を県警本部長名で送付しました。これは一部の県民から要望を受け送付された要望書ですが、ネット上では反発の声もあがっています。 10月26日にポケモンGOをプレイ中のトラック運転手が通学中の小学生を死亡させた事件を受け、要望書が送付されたもの。運転中にポケモンGOがプレイできなくなることの他、「道路上にポケストップやジムが出現しないこと」や「ポケモンの出現箇所を制限すること」などを求めています。 愛知県では、名古屋市の鶴舞公園が“ポケモンGOの聖地”として大きな盛り上がりを見せる一方、公園周辺では騒音や渋滞が発生し問題視されていました(関連記事)。愛知県警は「8月にもポケモンGOプレイ中の自動車が自転車をはね死亡させる事故が発生し
ハロウィンの夜の渋谷は混乱を極めたようです。警察が警備体制を強化し、DJポリスが出動するも夕方から身動きが取れないほど人があふれ、人を殴った容疑として逮捕者も出ました。ここ数年、ハロウィンの渋谷は人の多さとともに、ゴミの放置が問題になっています。明けて翌日、街が明るくなると歩道やショップのシャッター前には仮装グッズや空き缶が散乱していました。 翌朝にはそのゴミを見かねたボランティアや有志の皆さんがゴミ拾いをする姿が見られたのですが、ネットでは散乱したゴミとともにゴミ拾いをする子どもたちの姿が拡散。「夜の後始末、子供がやってる、考えさせられます」「大人達が散らかしたゴミ掃除…なんだろう。すごく、切ない」など、ハロウィン参加者に対するマナーやモラルを問う声が多く投稿されています。あなたはどう思いますか? 本来ハロウィンとは……とか言う気はありませんが、持参したゴミは持ち帰る、もしくは指定の場所
◆生きていた女将の呪言 「頭が真っ白になった、知りませんでした(……と言え)」 6年前、大阪の高級料亭で食品の偽装表示や、食べ残し料理の使いまわしが発覚し、女将(おかみ)とその息子が記者会見に臨んだ。 しどろもどろになって答える息子にたいし、隣に座った女将が、しきりに冒頭のセリフをささやいた。 これが感度のいいマイクにひろわれてしまった。ワイドショーでなんども放映され、「腹話術会見」「ささやき女将」などと揶揄(やゆ)された。 いま、日本全国の「高級」とされる飲食業界で、「頭が真っ白」になった幹部たちが連日のように会見に臨み、「知りませんでした」を連発している。 どうやら、あの女将の「ささやき」は呪言のようなマジカルパワーをもって、この社会にじわじわと蔓延(まんえん)し、幹部たちの耳朶(じだ)をめぐっているらしい。ようするに、なにも変わっていなかったのである。 もっと言えば、その根っこには、
岩手県小泉県会議員が自身のブログに、番号で自身を呼んだ病院の支払いを刑務所呼ばわりし支払いを拒否して帰ったことを記し炎上した事件。これを受けて結局謝罪したという話が話題になっています。 その一週間ほど前にもよく似た事件がありました。復興庁の水野参事官が、ツイッター上で「左翼のクソども」などと市民団体への中傷を行なっていたことが問題となり、更迭の憂き目に会ったという一件がそれです。いずれも根っこは同じものであり、一見飛躍するように思われるかもしれませんが、実は私はユニクロやワタミのブラック騒動とも同根の問題であると捉えています。 その根っことは何か。それはコンプライアンスに対する誤った理解です。コンプライアンスとは一般的に「法令順守」と訳されていますが、これがそもそも大きな誤解を生んでいるのです。あるべきコンプライアンスにおいては、決められたルールや法を守ることは最低限の行動規範であり、本来
某下着メイカーが発表した今年の世相ブラジャーは「女性維新」。 特に今年は、オリンピックで女性選手が活躍を見せたこともあり、 なにかと「ウーマン・パワー」を見せつけられた年でした。 そんななか、「NAVERまとめ」の記事で、 女性のパワーが逆効果に働き、考えさせられる記事を発見してしまいました。 そのまとめによると、電車の「女性専用車」でのマナーをめぐり、 現在、様々な問題が起こっているようです。 その中から、主な出来事を抜粋してみると… +++++++++++++++++++++++++ ・女性専用車両に間違えて入った男性を女性が追い出す。 ・忘れ物の捜索で女性専用車に入った駅員を、 女性の乗客達が冷ややかな目で見ていた。 ・電車に飛び込んだら女性専用車で、まあ1駅だからと思って座ったところ、 下車する時に、女学生に「ビデオで撮って、ユーチューブで流したれ!」と 怒鳴られた。 ・女性専用車
中国広東省で、車にひかれ、倒れて苦しむ女児(中央下)のすぐ脇を歩いて素通りする若い男性(インターネット上に流れた防犯ビデオ映像より、共同) 中国広東省仏山市で女児(2)が車にひかれ、血を流して倒れているのに通り掛かった18人の人々は誰も助けようとせず、女児は別の車にもひかれた後に病院に搬送、意識不明の状態が続いている。現場の一部始終を収めた防犯ビデオ映像がインターネット上に出回り、「中国の経済は発展したが、道徳は失われた」などと嘆きの声が相次いでいる。 中国紙などによると、女児が事故に遭ったのは13日夕方。映像によると現場は商店街の幅約4メートルの道路で、女児は道路を渡っていたところをワゴン車にひかれた。ワゴン車は走り去った。 女児は路上でうずくまり、苦しんでいたが、通行人の若い男性や子連れの母親、バイクや自転車に乗った人々計18人は女児に目をやりながらも素通りし、女児は別の車にも両脚をひ
とある仕事で、話題の人物・石原都知事の本を読み返していた。 石原慎太郎の小説は、肌にあうものが少なく、代表作のひとつ「太陽の季節」も、「どうです! 若者らしいでしょう!」という押しつけがましさが嫌だった。 もっとも昔の青春小説なのだから、そう感じるのもしょうがないけれど、「太陽の季節」に限らず、まず既成モラルへの挑戦というテーマうんぬんの前に、ヨット、ボクシング、モーターボート、ナイトクラブ、親分の息子とつるんで豪遊とか、体育会系で友人自慢な感じが鼻持ちならず、なにかといえば金持ち大学生であったりとか、職業が医者という設定なども気に食わなかった。「ヨットなんか知らねえよ、タコ!」というか。 もうひとつの代表作・長編「化石の森」にしても、長すぎて読めなかったが、とにかくドストエフスキーがやりたかったんだろうなあと思った覚えがある。 そんなわけで合わない作品が多いけれど、数年に一度は読み返して
≪サンデル・ブームの背景≫ 米ハーバード大の教養コースにおけるマイケル・サンデル教授の人気講義、『Justice(正義)』を元にした本が日韓両国で話題になっている。日本での書名は『これからの「正義」の話をしよう−いまを生き延びるための哲学』。政治哲学、応用倫理学、道徳哲学の分野にわたり、まさに、正義やモラルに関して突き詰めて考えるという内容である。 講義を収録した米国のテレビ番組も、『ハーバード白熱教室』の題名でNHK教育で放送され、本は日韓とも40万部を超すベストセラーとなった。興味深いことに、米国では白熱していないらしい。ランキングに載ったのは放映開始直後の1、2週のみだ。 とはいえ、これだけ「硬い」番組や本がこうも話題になるとは、どこのマスコミ関係者も思っていなかったようだ。火付け役はツイッターでの口コミで、むしろ日韓ではその人気に驚いたマスコミが後追いしている状況だ。 韓国の状況は
グリーンピース・ジャパンが、日本の調査捕鯨で船員が鯨肉を「横領」したとして東京地検に告発したが、逆に彼らの示した証拠なるものが倉庫から盗まれたものだとして、運送会社が青森県警に被害届を出し、県警は捜査を開始した。グリーンピースは盗みの事実を認め、星川淳・事務局長は「ご迷惑がかかったらおわびしたい」とコメントした。星川氏は刑事訴訟法も知らないのだろうが、違法な手段によって収集された物品には証拠能力はないので、彼らの告発は受理されない。 この事件は、エコロジストを自称する連中が常識的なモラルもわきまえていないことを示す点で、象徴的である。そもそも鯨を殺すことが非人道的なら、牛や豚を屠殺するのは人道的なのか。ジャック・デリダは、「鯨やイルカを守れ」という主張をどう考えるか、という質問に対して「そういう哺乳類と他の動物との差異は絶対的なものではありえません」と答えている。彼は「動物たちが人間たち
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