完全自動運転が実現した近未来のクルマ社会は、私たちの生活をどう良くしていくのでしょう。「東京モーターショー2017」では、そんな近未来のクルマ社会の在り方に対して、「(自動運転が実現したときの)車内空間と移動時間をいかに快適にするか」の提案が、「○○モビリティ」という言葉とともにたくさん示されました。 こうした近未来のクルマに混じり、「パーソナルモビリティ」と呼ばれるカテゴリーの乗りものも多く展示されました。今回の東京モーターショーで展示されたパーソナルモビリティ(自分専用の移動手段)とは、2017年現在のモノでは自転車、あるいは車いすや電動カートが相当します。大枠では「座れるキャリーカート」もそうなのかもしれません。 日本が向かう超高齢化社会に対して、「社会として、これからなくてはならないもの」の提案。だからこそ「これは未来の、ぼくらの足なのかもしれない」と想像しやすい現実的なものと感じ
