みなさんは今のテレビを見て、何かしら「これはおかしい」という不満や、「何でこうなの?」という疑問を抱いていないでしょうか? 1人の視聴者であるとともに、テレビ局や関連会社に出入りしている私も、いくつかの不満や疑問を抱いてきました。 そこで200人の一般視聴者(10~60代の男女各100人)に「テレビへの不満や疑問はありませんか?」というアンケートを実施。みなさんには共感、テレビマンにとっては耳の痛い声が集まりました。 東洋経済オンラインは、多くのテレビマンも読んでいる媒体だけに、一般視聴者の率直な声を届けるとともに、改善のヒントを探っていきます。 「無料放送だから大丈夫だろう」の過信 最も多かったのは、「CM前後で同じ映像を見せられる」という不満の声。「いいところでCMに行くだけでストレスがたまるのに、CM明けに同じ映像を見せるのは時間の無駄。視聴者をなめている!」(30代男性)、「同じ映
シンガーソングライターのスガシカオさんが2月12日、ファンのツイートしたチケット写真をリツイートして話題になっています。チケットは同日、青森県で開催される「スガフェス EXTRA ~アコギ侍の宴~」のものなのですが、よく見るとそこには「※小学生以上入場不可」の印字が。“以下”ではなく“以上”。単なるミスプリントのようですが、スガさんもこれには「幼稚園児しか入れないっ汗」とツッコミを入れています。 ※小学生以上入場不可!!!!!!画像提供:(汐桜(シオ)@ログレスw10さん) この“スガシカオ幼稚園児オンリーライブ”という激レアチケットに対してTwitterでは、「厳しい規約wwww」「園児相手のlive(笑)」「素晴らしい情操教育です」「スガさん歌のおにいさんみたいになりますね」と、かわいらしいライブを想像する人が続出。「私なら『お腹の子に聴かせます』と妊婦作戦で入場する」「4さいです!!
NHKは16日、都内の同局で放送総局長定例会見を開き、2019年大河ドラマを脚本家・宮藤官九郎(46)が手がけ、オリンピックを題材にした作品になることを発表した。タイトルと出演者は未定。NHK作品は「あまちゃん」(13年上半期)以来、2度目で、大河初挑戦となる宮藤は「まあ、こんな大河も、たまにはいいよね、と大目に見て頂けたら幸いです」とコメントを寄せている。【以下、宮藤のコメント全文】 【写真】朝の顔になった女優 原点は“クドカン”だった 「宮藤です。 歴史を動かした人物にも、戦国時代にも幕末にもあまり思い入れがないから、自分に大河ドラマは無理だろうと思っていました。しかし、かつては現代劇や架空の人物を描いた大河もあったそうです。 「だから大丈夫です、できる題材を探しましょう」という優しい言葉を頂き、だんだんその気になり、考えたのが『東京』と『オリンピック』の物語です。 日本人が初
ノーベル文学賞受賞を逃し、落胆する村上春樹さんのファンら(13日午後8時2分、神戸市中央区で)=金沢修撮影 13日夜に発表されたノーベル文学賞で、受賞を逃した村上春樹さん(67)にゆかりの神戸市のイタリアンレストラン「ピノッキオ」では、吉報を期待して集まったファンらが、肩を落としつつも「来年こそは」と夢をつなげた。 村上さんのエッセー「辺境・近境」に登場する店で、発表当日は愛読者らが集うのが恒例。今年も約20人の予約で満席になったが、インターネット動画中継で別の受賞者の名が読み上げられると、店内からはため息がこぼれた。 14歳の頃に村上さんの作品に出会ったという神戸市中央区の会社員女性(46)は「人生で迷いのある時に支えてもらった作品ばかり。残念だったけれど、また作品を読みながら1年を過ごして、来年の朗報を待ちたい」と話していた。
高橋維新[弁護士/コラムニスト] *** 落語は、通常複数の登場人物を一人の噺家がすべて演じる。この演じ分けがうまい人がいるのも確かで、それができる噺家が「名人」と呼ばれるのだろう。 しかし、落語という文化のあり方はさておき、「観客の理解」という点においては、確実に、登場人物一人一人の全てに、違う演者をあてがった方が分かりやすいのは確かである。 落語家がヘタな場合、一人で全部を演じられてしまうと、「今しゃべっているのは誰なのか」が分からなくなり、迷子になってしまう。素人落語はその典型だ。そして、どんなに演じ分けがうまい人であっても、登場人物が増えてゆくと、いずれ限界を迎えてしまう。名人クラスの落語を見ていても、「あれ、これって誰だっけ?」と思わされる瞬間はある。 なぜ落語は一人の噺家に全てをやらせるという手法に固執しているのだろうか。これは、筆者が長年抱いていた疑問であった。
日本の映像コンテンツは輸出に対応できていないあるプロジェクトのメンバーに加わり、この半年ほど、日本のコンテンツ産業の今後について考えるためヒアリング作業を行ってきた。とくに海外への進出の可能性を探るのが大きなテーマだった。日本の映像コンテンツの最前線の方々に話を聞いて回って感じたのは、もう手遅れかもしれないという憔悴感だった。 まず、中国だ。かの国の映画産業が急激に、怒濤の勢いというべき成長をしている。世界の映画市場についてざっと説明すると、かなり長い期間、日本は世界第2位の市場だった。1位はもちろんアメリカで、2015年ではカナダも合わせて110億ドル程度、1兆3千億円程度の規模だ。日本は変動はあるものの不思議と2000億円前後で推移してきた。他の国、イギリスやフランスなどはもっとぐっと規模が小さい。 ところが近年、中国の映画市場がぐいぐい伸びて、2012年にはついに日本を抜き世界2位の
【ジュネーブ=石黒穣】世界保健機関(WHO)は1日、喫煙シーンのある映画やドラマについて、若者を喫煙に誘導する効果が高いと指摘する報告書を発表し、「成人向け」に指定する措置を各国政府が講じるよう勧告した。 WHOによると、子どもや青少年の視聴を見込む作品であっても、喫煙に関する規制は世界的にみられない。このため、登場人物や役者の行動に影響されやすい若者が、まねして喫煙を始めるケースが多い。 米国では新たに喫煙者となった青少年のうち、映画やドラマが直接的なきっかけとなって吸い始めた人の割合が37%に上るとの調査結果もある。 WHOは、「成人向け」指定を義務化することにより、子どもや青少年を対象にする作品には喫煙場面を盛り込めなくすることを狙っている。 宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」も喫煙場面が多く、WHOの勧告に従えば「成人向け」指定の対象となるとみられる。
作家の石田衣良氏が朝日新聞紙上で、百田直樹氏の『永遠の0』、有川浩氏の『空飛ぶ広報室』、福田和代氏の『碧空(あおぞら)のカノン』などの小説を「右傾エンタメ」として総称してから、しばしばこの言葉を目にするようになった。特に『永遠の0』はその筆頭にあげられることがある。例えば最近出た笠井潔氏と藤田直哉氏の共著『文化亡国論』では、『永遠の0』は百田氏の思想的立場が全面にでた「右傾化」作品として挙げられている。 ただ笠井氏らは「右傾化」そのものよりも、大衆が持っていた従来の戦争のイメージが、それらの作品を読むことで無意識のうちに上書きされてしまい、「軽い戦争」のようなものに想像力が向かうことを警戒している。そしてこの「右傾化エンタメ」を読んで、「軽い戦争」気分に傾斜しやすいのは、笠井氏によれば日本が先の大戦で(沖縄以外)「本土決戦」しなかった、つまり「徹底的に負けなかった」ことに原因があるという。
1969〜70年に放送された人気アニメ「ハクション大魔王」が初めてフジテレビ系で実写ドラマ化され、関ジャニ∞の村上信五(31)が主演することが30日、分かった。くしゃみの音でつぼから飛び出す主人公・ハクション大魔王に、村上が特殊メークで変身。伝説のギャグアニメに新たな命を吹き込む。ドラマは今秋放送予定だ。 「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」。あの伝説アニメが新たな形でよみがえる。 「ハクション大魔王」はタツノコプロが制作し、放送から40年以上経ても語り継がれるギャグアニメ。くしゃみの音がすると、ハクション大魔王がつぼの中から飛び出し、娘のアクビちゃんとともに人びとの願いごとをハチャメチャな魔法でかなえる物語だ。 今春撮影された実写版ドラマは、アニメのエピソードを基に現代的アレンジを取り入れた約2時間番組。「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」などの名ぜりふも登場し、つぼから飛
「倍返しだ!」の流行語を生み、最終回の関東地区の平均視聴率が平成以降で最高の42・2%に達したTBS系連続ドラマ「半沢直樹」。メディアが多様化し、テレビ離れが指摘される昨今、何が視聴者の心をつかんだのか。(視聴率はビデオリサーチ調べ) 22日放送の「半沢直樹」最終回は関東地区で42・2%の平均視聴率を記録した。昨年、40%を超えたのは、大みそかのNHK「紅白歌合戦第2部」(42・5%)のみ。一昨年も紅白の第2部(41・6%)とドラマ「家政婦のミタ」の最終回(日本テレビ系、40・0%)だけ。サッカーのワールドカップなどのスポーツイベントを除き、テレビの「40%超え」は年に1度あるかどうかの出来事だ。 「民放の連続ドラマは15%取れば合格」という中での高数字。1回のドラマの視聴率としては、2000年の「ビューティフルライフ」最終回(TBS系、41・3%)を抜いて、平成以降では最高になった。 ド
2020年のオリンピックが東京に決まったということで、次は〈東京五輪ソング〉をどのアーティストが歌うのか?ということに興味が集まっているようだ。その証拠に、私のところに新聞、雑誌社を含めて数社からコメントの依頼があった。 尋ねたところ、他のコメンテーターからはAKB48、嵐などの国民的アイドルやら、クール・ジャパン的見地からはPerfume、世界に発信力があるということで、きゃりーぱみゅぱみゅ、初音ミクなどが挙げられているということだが、はっきり言って、私は〈サザンオールスターズ〉以外はありえないと思っている。 世界一のお祭りには“お祭男”がふさわしい。なぜそう思うのか? 理由はいくつかある。最大の理由は、オリンピックは世界一のお祭で、そのお祭りにふさわしいのは、まさに“お祭男”ともいうべき桑田佳祐のいるサザンしかありえないということだ。日本には人気者は何組もいるが、ただの人気者ではダメだ
2013年08月11日 マルハンが出資する「韓流テーマパーク」は成功するか? 『産経新聞』が掲載していた「マルハン 逆風でも…「韓流テーマパーク」 本業外で勝負?」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 ま、見出しが全てを表してしまっているような記事ですが、「パチンコ国内最大手のマルハン(京都市)が、大阪・新世界にあった複合商業施設「フェスティバルゲート」(大阪市浪速区)跡地の再開発に乗り出す」という話です。 記事は全体的に否定的で「フェスゲは鳴かず飛ばずで破綻し、跡地売却でも一悶着(もんちゃく)あった“いわく付き”の物件。マルハンの韓国出身の創業者、韓昌祐会長は「韓流」がテーマの複合施設建設をぶち上げたが、竹島(島根県隠岐の島町)をめぐる領土問題で日韓関係は急速に悪化。再び韓流は受け入れられるのか」ともしております。 記事では最後にマルハンの韓裕社長の発
「ざっくり言うと」-。ニュースサイトに配信された新聞社などの記事の冒頭に、こんな見出しに続いて「要約」が掲載されることが増えている。要約を作っているのはサイト側で、どんなに長い記事も3行程度にまとめられているのだが、これは最近になって広がっている現象だ。なぜニュースに「ざっくり言う」必要が生まれているのだろうか。 ◇ 「育児休業3年」論議をめぐる6月7日付の本紙記事が「ライブドアニュース」へ配信されたところ、次のような要約文がつけられていた。 《ざっくり言うと ・安倍首相は14日、女性活躍を据えて育児休業3年を推進するよう経済界に求めた ・出産を機に6割以上の女性が離職する現状に歯止めをかける狙い ・女性や企業からは「3年も必要なのか」と長期休業に不安の声が上がっている》 元の記事は2600字、400字詰め原稿用紙で6.5枚分だが、わずか100字で「ざっ
AKB48の次期シングル曲を歌う権利をかけた「第5回選抜総選挙」の開票イベントが6月8日、横浜市の日産スタジアムで開かれる。デビューから8年。新作CDを出すたびにミリオンセラーとなり、いまや「国民的アイドル」と呼ばれる一方、ファンの熱狂ぶりには冷ややかな視線も向けられる。“AKB現象”を支えるファン心理とは…。CD大量購入「あの子が喜んでくれるから」 「AKBは好きでも、特定のメンバーは大嫌いだとか、好きなメンバーは1人しかいないというファンも多い。AKBは(価値観が)多様化した社会の象徴ともいえる」。AKB48に詳しい批評家(情報社会論)、浜野智史氏(32)はそう分析する。 大阪、名古屋、博多や海外の姉妹グループを含めるとメンバーは約340人。ファッションモデルも務めるメンバーがいれば、「天然ボケ」と呼ばれる緩い感じのメンバーや、素人同然のメンバーもおり、そういう意味では個性的だ。 ◆自
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