中国南西部の高地で、ある植物が見つかりにくくなっている。ユリ科バイモ属の一種、Fritillaria delavayiだ(クロユリもバイモの一種)。年に1度、チューリップのような黄色い花を咲かせ、葉や茎も明るい緑色をしている。ところが、本来なら目立つこの花や葉の色が、灰色や茶色に変化している場所があるという。これは、最大の敵から見つかりにくいよう進化した結果ではないかと、研究者は考えている。
北は礼文島から南は波照間島まで、日本全国を巡って希少な花の写真を撮ってきた。前の東京オリンピックが開かれた1964年に始めたので、撮影は半世紀を超えた。パソコンや記録装置の故障で10万枚以上の撮影データを失ったが、まだ14万枚は残っている。花の撮影を始めたのは大学を卒業してすぐ。理科の教師として勤めていた静岡の中高一貫校の授業で使うためだった。生徒が花の名前を覚えやすいようにという目的だったが
「アガベ・マクロアカンサ」はメキシコ原産の多肉植物です。 守山市にあるサボテンなどを扱う園芸店がおよそ1年半前に仕入れました。 アガベは数十年から100年に一度しか花が咲かないという珍しい性質をもち「センチュリープラント」と呼ばれています。 ことし2月ごろから開花の兆しとなる茎がぐんぐんと伸び始めました。 そして、今月に入って茎から伸びた枝の先端から黄色い花を咲かせたのを店主が確認しました。 花びらはなく黄緑色の房から黄色いめしべとおしべが3、4センチほど伸びています。 花が咲くのは一生に一度で咲き終わると全体が枯れてしまうということです。 滋賀県湖南市から訪れた男性は「100年に一度咲くと聞き、珍しさで来ましたが、見られてよかったです」と話していました。 店主の廣政康孝さんは「初めて開花を見たのでとてもうれしい。あと少しで枯れてしまうが多くの人に見てほしい」と話していました。
去年、鹿児島県の奄美大島で見つかったランが新種であることがわかり、葉を持たない特徴にちなんで「アマミムヨウラン」と名付けられました。 その後、神戸大学と熊本大学の研究者が調べたところ、花びらの色合いや遺伝子の配列から新種と判断しこのほどニュージーランドの植物分類学の学術誌の中で発表されたということです。 このランは「葉」を持たず、光合成を行わない代わりにカビなどの菌類から養分を吸収する「菌従属栄養植物」の一種で葉がない特徴にちなんで「アマミムヨウラン」と名付けられました。 「アマミムヨウラン」は背丈が15センチほどでオリーブ色と白色を基調とする色合いの中に“唇弁”と呼ばれる花びらの一部に鮮やかな赤色が見られるのが特徴です。 発見者の森田さんは「今回の発見はいまだに新種が見つかる奄美の自然の豊かさを示すものだと思う。これを機に改めて動植物保全の意識が高まればうれしい」と話していました。
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