アメリカで行われたシカゴマラソンで、ケニアのルース・チェプンゲティッチ選手が、女子の世界新記録となる2時間9分56秒で優勝しました。女子で初めて2時間10分を切る驚異的な記録更新となりました。 シカゴマラソンは、13日、アメリカで行われ、ケニアのチェプンゲティッチ選手は、序盤から1キロ、3分あまりのハイペースでレースを進めました。 そして、中盤以降も粘り強い走りでスピードを大きく落とさず、世界新記録となる2時間9分56秒で優勝しました。 これまでの記録はエチオピアのティギスト・アセファ選手が去年9月のベルリンマラソンでマークした2時間11分53秒で、チェプンゲティッチ選手はこの記録を2分近く更新し、女子で初めて2時間10分を切る驚異的な記録更新となりました。 チェプンゲティッチ選手は、30歳。 女子マラソンでは、2019年にカタールのドーハで行われた世界選手権で優勝していて、おととしと去年
弟弟子の東関親方（元小結高見盛）が「（身長203センチ、体重233キロの体だけではなく）力も心も、色々な意味で大きな人だった」と悼んだ。1990年代、ともに元横綱の3代目若乃花、貴乃花の「若貴兄弟」と空前の大相撲ブームを演出した巨漢横綱の体が「（ひつぎのなかで）小さくて、何とも切なかった」という。心根の優しさを象徴したのが93年九州場所、同郷ハワイ出身で「兄」と慕う小錦に大関陥落の引導を渡した
卓球の世界ツアー、コンテンダー・リオデジャネイロは26日、リオデジャネイロで行われ、シングルス女子決勝で長崎美柚（木下グループ）がパリ五輪代表
大相撲夏場所は26日、東京・両国国技館で千秋楽が行われ、新小結の大の里が初優勝を果たした。幕下付け出しで初土俵から所要7場所での賜杯獲得は、輪島（元横綱）の同15場所を大幅に更新する史上最速。前相撲から取った尊富士が今年春場所に樹立した初土俵から所要10場所での最速優勝も上回った。入幕から所要3場所での優勝も1914年夏場所の両国と今年春場所の尊
今季、1度土はつけたが3試合で2敗、23回で3得点のみの阪神・村上は広島の天敵だった。しかし、過去3戦とは違い、今度は末包がいた。東洋大の2年後輩にあたる村上だが、リーグ最優秀選手の肩書を持つ今は、先を行く存在。その相手が甘い球は投げてこない、と頭を下げてぶつかったのがよかった。「（村上は）外角の低めで空振りを取って、というプランだったと思う。そのプランに対して直球、変化球関係なく、高い球を振
ランニングフォームをチェックしていて、路面にうまく力が伝わっていない方や推進力に欠けるような方、上に跳ねるふわふわした感じで走られる方、体の軸に安定感が欲しいという方がいます。話をうかがうと、日常的に平たんな舗装路やトレッドミルなどでのランニングが中心の方が多いようです。そんな方は、目安として1週間に1回、次のようなスタイルで上り坂練習を取り入れてみてはいかがでしょうか。■上り坂練習からメイン練習までの流れの例【上り坂練習】ジョギング10〜20分（体をほぐす）→軽くストレッチ→上り坂疾走200〜300メートル×5〜7本（上り切った後は、呼吸を整えながらゆっくりランで坂を下り、次のスタートにつなげる）【メイン練習】次の中から1つ選ぶ・ジョギング20〜30分・平地で400メートル×10本・5〜10キロペース走など
【パリ=共同】飛び込みのパリ五輪テスト大会を兼ねたフランス・オープンは9日、パリ郊外サンドニに新設されたアクアティクスセンターで行われ、男子高飛び込みは1
きっちりローテーションを守っていれば、同じ先発投手とぶつかることが多くなるのは必定。広島・床田の今季の阪神戦は2戦2敗。いずれも村上に投げ負けていた。それだけに3度目の投げ合いに「接戦になるのはわかっていた」ときょうこそは、との気迫に満ちていた。一回、味方が幸先良く先制点の援護。床田は失策の走者を出しながら3番ノイジーを遊ゴロ併殺打に抑えて波に乗った。「（4月30日の）前回は変化球が多かったん
天満屋女子陸上部は26日、武冨豊監督（70）が今月限りで退任すると発表した。今後は専任コーチとして、マラソンを中心に選手育成に携わる。後任には、2000年シドニー五輪女子マラソン7位の山口衛里ヘッドコーチ（51）が昇格する。佐賀県出身の武冨氏は1996年に監督に就任し、
中央競馬の8人の調教師が6日、新規に厩舎を開業した。注目を集めるのは2023年2月末に騎手を引退し、調教師に転身した福永祐一調教師（47、栗東）。初陣となった9日のコーラルステークス（オープン、阪神ダート1400メートル）にはレオノーレ（牝5）を出走させ、初勝利まであと一歩と迫る2着と健闘した。無敗の三冠馬、コントレイルなどとのコンビで中央GⅠ級34勝を挙げた元スター騎手が調教師生活の一歩を踏み
18番パー4を使った雨中のプレーオフ2ホール目。鈴木愛のラフからの2打目がガードバンカーに消えた後、フェアウエーから放った小祝の一打はバーディーチャンスについた。が、この劣勢で元賞金女王が底力をみせる。バンカーショットは寄せきれなかったが、3メートルをねじ込んでパーセーブすると、勝ち気にはやった小祝が2パットで上がれず。2週連続となった両者の優勝争いは、またしても鈴木愛に軍配が上がった。6
プロゴルフの世界は、絶えず情勢が変化する。突然、新人選手が台頭することもあれば、一度はトップに立ちながら、その座を失った後、復調のきっかけをつかめずに低迷する選手も少なくない。それは物ごとの道理でもあるが、タイガー・ウッズ（米国）やローリー・マキロイ（英国）ら、長く一線で活躍できる選手など、ほんの一握りである。そんなことを先日、また思い知らされた。カリフォルニア州のPGAウエスト・スタジアムコ
レスリング女子のパリ五輪代表で53キロ級の藤波朱理（日体大）と57キロ級の桜井つぐみ（育英大）が14日、東京都内で行われた団体戦の東日本大学女子リーグの59キロ級で対戦し、藤波が5-0で快勝した。20歳の藤波はさらに2試合に勝って、2017年9月からの連勝を133に伸ばし「パリにつながる試合。今年のいいスタートが切れた」とうなずいた。2人は昨秋の世界選手権で優勝して五輪代表を決めた。公式戦で闘
大相撲で19年ぶりの日本出身横綱となり、2019年初場所での現役引退後も親方として関取3人を擁するまでに部屋を大きくした元稀勢の里の二所ノ関寛親方（37）。現役時代は黙して語らず、小細工なしの真っ向勝負で絶大な人気を博した。今も革新的な部屋運営で角界に新風を吹き込む青年親方の横顔に迫る。一年納めの九州場所がある毎年11月は、二所ノ関親方にとって実の父に等しい存在だった天国の恩師に思いをはせる季
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