セブン&アイ・ホールディングスが傘下の百貨店、そごう・西武を売却する方向で動き出した。セブンにとって百貨店をグループに取り込み、顧客層を幅広くつかむことは創業者の伊藤雅俊氏、コンビニの父と言われた鈴木敏文氏の二人のカリスマの悲願だった。しかし道半ばで挫折し、労苦に満ちた16年に終わった。壮大なM&A(合併・買収)の失敗劇は何を意味するのか。 セブンが百貨店を始めた歴史は1980年代にさかのぼる
セブン&アイ・ホールディングスが傘下の百貨店、そごう・西武を売却する方向で動き出した。セブンにとって百貨店をグループに取り込み、顧客層を幅広くつかむことは創業者の伊藤雅俊氏、コンビニの父と言われた鈴木敏文氏の二人のカリスマの悲願だった。しかし道半ばで挫折し、労苦に満ちた16年に終わった。壮大なM&A(合併・買収)の失敗劇は何を意味するのか。 セブンが百貨店を始めた歴史は1980年代にさかのぼる
英国が環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を申請したことで、アジアを軸に自由貿易圏の拡大を巡る動きが改めて焦点となる。域外からの主要先進国の参加は、日本のめざすTPP拡大に追い風だ。東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)と並び、地域の安定に向けて共通のルール作りに米中をどう巻き込むかが課題となる。英国の参加は認められる公算が大きい。英国は欧州連合(EU)離脱に伴う打撃を補うため、202
【ニューヨーク=高橋そら】米ネット通販最大手のアマゾン・ドット・コムは26日、2019年年末商戦の世界での受注が「記録的な水準」になったと発表した。過去最高を更新したとみられる。主力の米国は雇用拡大や賃金上昇が続いており、消費に勢いがある。消費者が店頭ではなくネットでクリスマスプレゼントを買う傾向が顕著になっている。米国の年末商戦は1年で最も消費が盛り上がる時期とされる。アマゾンはブログで「世
統合交渉を始めたファミリーマートと、サークルKサンクスを傘下に持つユニー。写真の看板はファミマ㊤、サンクス㊦。 コンビニエンスストア3位のファミリーマートと、4位のサークルKサンクスの親会社ユニーグループ・ホールディングス(GHD)が、経営統合に向けた交渉に入った。コンビニ部門の店舗数は単純合計で約1万7600店となり、首位のセブン-イレブン・ジャパンを追い抜くことになる。ともに、消費税増税後の業績低迷に苦しむ「負け組」同士だが、果たして、業界再編の手本を示すことはできるのか。 「効果が上がるとは思えない」「傲慢な言い方かもしれないが、無関心だ。単純に合併しても、効果が上がるとは思えない」 3月19日、東京都内のホテル。セブンイレブンの親会社セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長は記者団に対し、ファミマとユニーGHDの統合を、こう切って捨てた。 両者の統合の姿は次のようなものだ。 フ
来店者に京都高島屋や京都マルイ周辺の魅力などについて書いてもらい、写真撮影をする。若い女性の集客につなげる狙いだ。画像は撮影のイメージ=高島屋提供 京都や神戸にも注目して――。26日にJR大阪駅北側に街開きするグランフロント大阪の開業前後の時期に、京都市や神戸市の百貨店が集客イベントを開く。グランフロント大阪で盛り上がる大阪・梅田地区に負けまいと、京都や神戸の街のにぎわいを図る。 京都高島屋と京都マルイは24日から5月6日まで共同販促を行う。モデルの女性が1分ごとに登場して時刻を知らせる人気のウェブサイト「美人時計」とタッグを組み、時刻とともに来店者が書いたメッセージを店内にある専用装置で表示する。両店に会場を設ける。若い女性の来店を促して、服や雑貨などの購入に結びつける狙いだ。美人時計に出ているモデルのファッションショーや商品券が抽選で当たる企画もある。 高島屋の広報は「グランフロ
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