2021年における日本人の年齢調整死亡率が前年より2.2%増加し、東日本大震災の影響を受けた11年(1.4%)を上回っていたことが31日、国立がん研究センターの分析で分かった。死因別では新型コロナウイルスの影響が大きいものの、老衰のほか、心不全や脳卒中など循環器疾患の増加も影響した。高齢化で死亡数は増加傾向だが、高齢化を考慮した年齢調整死亡率は医療の進歩などで12年以降は減少が続いていた。22
世界の人口が15日、80億人の大台に到達する。国連の推計によると、70億人に達した2010年から12年間で10億人増えた。出生率の低下などで人口増加率は鈍化が進み、20年に戦後初めて1%を下回った。新興国含め幅広い国々で少子高齢化が進む中、持続的な経済成長の実現が世界の課題となる。世界人口が節目を迎えることにあわせ、国連は15日を「80億人の日」とする。国連や国連人口基金(UNFPA)は高齢化
1年間に生まれる子どもの数を示す「出生数」について、大手シンクタンク「日本総研」はことし全国でおよそ77万人と、国の統計開始以降、初めて80万人を下回る見通しになったとする推計をまとめました。 ことし80万人を下回れば国の予測よりも8年早く、少子化が想定を上回るペースで進んでいることになります。 日本総合研究所は厚生労働省が公表していることし1月から8月までに生まれた子どもの数などをもとに、1年間の出生数を推計しました。 それによりますとことしの出生数は全国でおよそ77万人で、前の年から4万人余り、率にして5%程度減少し、国が統計を取り始めた1899年以降で初めて80万人を下回る見通しになったということです。 厚生労働省によりますと、出生数は1970年代半ばから減少傾向が続いていて、ことしも国内で生まれた外国人も含んだ8月までの速報値で52万人余りと、前の年より2万7000人余り減少してい
男性で28.3%、女性で17.8%――。50歳時の未婚率の最新値です。国立社会保障・人口問題研究所が2020年の国勢調査をもとに算出しました。男性で3割、女性で2割近い人が、50歳までに一度も結婚していないことになります。実はこの数字、今回の公表で跳ね上がりました。もととなる国勢調査の計算方法が変わったためです。総務省統計局は長年、配偶関係が「不詳」の人は除いて計算していました。しかし調査
厚生労働省は24日、2021年度の人口動態統計(速報値)を発表した。出生数は20年度と比べて1.3%減の84万2131人だった。14年連続で減少し、過去最少を更新した。将来の出生数を左右する婚姻数が新型コロナウイルス禍で減少している。22年に入った足元の3カ月で見ても、出生数が上向く兆しはない。持続的な経済成長や社会保障を実現するためには少子化対策のテコ入れが急務だ。21年度の婚姻数は52万5
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