東京五輪・パラリンピックが幕を閉じた。都市として飛躍する起爆剤と期待されたが、8年前の招致決定以降、東京の都市力を示す「偏差値」は下がった。経済分野の低迷が響いたほか、リサイクルなどお家芸とみられてきた環境分野も足を引っ張った。過去の開催都市は大会後もレガシー(遺産)を育てている。招致時に描いた未来図を結実させる作業は続く。森記念財団都市戦略研究所が世界の主要都市を経済、研究・開発など6分野7
今月9日に閉幕した東京オリンピックについて、JOC=日本オリンピック委員会の山下泰裕会長が総括会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、限られた環境で大会に臨み、過去最多のメダルを獲得するなど、大きな成果をあげた選手たちをたたえました。 JOCの山下会長は、18日午後、都内で会見を開き、先月23日から今月9日まで行われた東京オリンピックを総括しました。 この中で山下会長は、感染拡大が続く中で開かれた大会について「アスリートや関係者にとって制約は多かったが、その制約が安心な大会につながることや国民を守ることを理解し、受け入れてくれた。専門家の意見を集約し、現時点で考え得る現実的な対応ができた」と述べ、感染対策を講じながら開催した大会は成功したと評価しました。 また、27個の金メダルを含む過去最多の合わせて58個のメダルを獲得した日本選手団については「若い選手たちの活躍は、選手団の躍進の
日本勢が過去最多27個の金メダルを獲得した東京五輪は8日、国立競技場で閉会式を行い、17日間にわたる熱戦に幕を閉じた。コロナ下の緊急事態宣言中に開催された異例の大会は、会場を無観客にするなどさまざまな感染対策のうえで進められた。市中には感染力の強いインド型(デルタ型)が広がり、東京都の新規感染者数は過去最多の更新を続けた。開幕した7月23日は1359人だったが、8日には4066人で推移する。政
東京五輪は新型コロナウイルスの感染「第5波」の中で17日間の日程を終えた。懸念された「五輪発」の感染拡大はみられなかったが、外部接触の遮断を目指した「バブル環境」はルール逸脱などで脅かされた。猛暑を巡っては、複数競技で開始時間を変更するなど対策の限界を露呈。教訓は2022年以降の大会に引き継がれる。「大会は成功裏に行われた。正しいタイミングで開催したと自信を持って言える」。国際オリンピック委員
東京オリンピック、5日に行われた女子団体決勝で、日本は中国に敗れ銀メダルでした。今大会、日本は混合ダブルスで金メダルを獲得し、1度は乗り越えた中国の壁でしたが、その壁はさらに高くなって日本の前に立ちはだかり卓球王国の底力を示される結果となりました。 中国の壁 シングルスと団体でさらに高く 日本はこの大会、最初の種目の混合ダブルスで水谷隼選手と伊藤美誠選手のペアが中国のペアを破って日本卓球界初の金メダルを獲得しました。日本のこの勝利で「これ以上は絶対に負けられない」という卓球王国の強い危機感と気迫が、その後に行われたシングルスと団体で選手たちの底力を引き出しました。 女子シングルスでは、日本のエースの伊藤選手がこれまでの対戦では競り合いが多かった同い年の20歳、孫穎莎選手にストレート負け。シングルスでは男女ともに中国勢が金メダルと銀メダルを獲得し、中国卓球協会の劉国梁会長は「完璧な結果だ。孫
東京オリンピック、個人で9個の金メダルを獲得した日本柔道。躍進の要因はオリンピック1年延期の影響を最小限にとどめ、逆にこの期間をプラスに捉えたことでした。 延期の1年の過ごし方が躍進に 個人の7階級を終えた30日夜、女子の増地克之監督は「1年延びて苦しかったと思うが、選手たちは気持ちを切らさずによくやってくれた」とねぎらいました。
ソフトボールで金メダルに輝いた日本チームの記者会見を聞きながら、純粋に「投げることが好き」といえる上野由岐子(ビックカメラ高崎)をうらやましく思った。五輪競技から外れ、引退を考え、大きなケガもした。つらい日々があったことは想像に難くないが、それでも「ソフトボールが好き」という根っこはいつまでも変わらない。あの重圧がかかった米国との決勝の先発マウンドでさえ「自分のボールで強打者を抑える面白さ、投
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