英国の株式市場の存在感が低下している。欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)で金融機関が英国から離れ、投資先としての魅力が失われているためだ。大型の新規株式公開(IPO)が避けられ、株式時価総額は欧州首位からの陥落が迫っており、証券取引所での株式取引額はすでに2位となった。英国はロンドンの金融街シティーを中心に欧州の金融センターとして発展してきた。英国の株式時価総額は欧州では首位、世界でも米国、
英国の株式市場の存在感が低下している。欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)で金融機関が英国から離れ、投資先としての魅力が失われているためだ。大型の新規株式公開(IPO)が避けられ、株式時価総額は欧州首位からの陥落が迫っており、証券取引所での株式取引額はすでに2位となった。英国はロンドンの金融街シティーを中心に欧州の金融センターとして発展してきた。英国の株式時価総額は欧州では首位、世界でも米国、
【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、EUを離脱した英国が、英・EUの離脱協定に違反したとして法的手続きに入ったと発表した。英政府が、英領北アイルランドに移送する食品に必要な検査書類について、提出を猶予する期間を一方的に延長したことを問題視した。EUは正式な通知書を送り、1カ月以内の返答を求めている。EUが法的な手続きをとるのは、ジョンソン英政権が2020年、発効済み
【ロンドン=中島裕介】英国が1日に欧州連合(EU)の単一市場と関税同盟から完全離脱したことで、地方での水産物の出荷や食料品の物流に混乱が出始めた。EUとの自由貿易協定(FTA)の合意で関税ゼロの貿易は維持したものの、煩雑な通関手続きが新たに発生しているためだ。FTAの成果を誇示しながら、トラブルに迅速に対応しないジョンソン政権への不満は強まっている。「来週、我々が水産物を欧州市場に輸出できない
9月7日、「合意なきブレグジット」という悪夢がよみがえった。写真は1月、ロンドンの英首相官邸前で撮影(2020年 ロイター/Toby Melville) [ロンドン 7日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 「合意なきブレグジット」という悪夢がよみがえった。ジョンソン首相率いる英政府は、欧州連合(EU)との間で離脱協定をまとめてから11カ月を経た今になって、どうやら協定の重要部分をほごにする準備を進めているようだ。これは行き詰まっているEUとの通商交渉を打開する作戦なのだろうが、英国が無秩序な形でEUを離脱せざるを得なくなる可能性が再び生まれてしまった。 今年1月に発効した英EUの離脱協定は、英国の金銭的な支払い義務、市民の権利、英領北アイルランドの取り扱いなどに関する問題を解決することが目的だった。それ以降、双方は新たな貿易協定の締結に向けた交渉に集中してきた。 ところが年末の移
英国の自動車産業が試練に直面している。欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感から、2019年の生産台数は9年ぶりの低水準だった。20年末までのEUとの通商交渉が決裂すれば関税が復活し、生産の維持が難しくなる。メーカーはいずれ電気自動車(EV)にカジを切る。ものづくりの場所としての魅力を維持できるかどうかの瀬戸際に立たされている。英自動車工業会(SMMT)によると、19年の乗用車生産台数は前年比14
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