北海道にある家族経営の納豆工場が「緊急融資断られる」とツイッターでつぶやいたところ、ネット上で話題となり、注文が相次ぐ事態に。会社では「こんなに反響があるとは思わなかった」とうれしい悲鳴を上げています。 このツイートをしたのは、北海道室蘭市にある「内藤食品工業」(内藤孝幸社長)です。昭和30年に創業し、現在は家族と親族の4人で経営を続けています。商品は7種類の納豆で、主に地元のスーパーで販売されています。 全国の鑑評会で受賞を重ねた人気商品もありますが、経営は苦しく、会社の説明によりますと、最近ではプライベートブランドの安価な商品などに押されて売り上げの減少傾向が続いています。去年の秋以降さらに厳しい状況になり、地元の金融機関に融資を相談したものの、今月になって断られたということです。