大阪・梅田の地下街「ホワイティうめだ」で、待ち合わせ場所として親しまれた「泉の広場」の改装工事が終わり、3日、報道陣に公開された。シンボルだった噴水に代わり、水面に浮かぶ大樹をLED(発光ダイオード)で表現したモニュメント「ウオーターツリー」(高さ約3メートル)が新たにお目見え。関西初出店を含む35店舗の飲食店街と共に5日オープンする。 泉の広場は1970年、地下街の拡張に伴って整備された。広場の中心に設置された噴水は、迷宮のように入り組んだ梅田地下街の待ち合わせの目印や憩いの場として、2度デザインを変えながら半世紀近く利用された。しかし、地下街の大規模改装に伴って5月に撤去され、一帯は通行止めになっていた。