米グーグルの主事業と言えば、昔も今もWeb上の情報検索だが、近年はアンドロイドの立役者として存在感を認められている。2010年にはスマートフォンタイプのNexusシリーズを、2012年にはタブレットタイプの同シリーズをリリースするなど、モバイル機器分野にも積極的に参画している。米アップル対台湾・宏達国際電子(HTC)の知財訴訟では、グーグルが米Openwave Systemsなどから得た特許をHTCに譲渡して支援したことが報じられるなど、アンドロイド陣営のフィクサーといっても過言ではないだろう。 一方で、経営破たんしたカナダNortel Networksの約6000件の特許買収で、2011年にアップル、米マイクロソフト、ソニーなどの6社による企業連合に競り負けるやいなや、米IBMから延べ2000件を超える特許を購入。さらには特許目当てと揶揄される125億ドルにも及ぶ米Motorola Mo
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