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創作・詩・物語に関するsuVeneのブックマーク (7)

  • ムラをかいま見たとき、そこには絶望があった - novtan別館

    夜。いつものようにブラウザを開く。もはやルーチンワークと化したその行為が果たして人生にとってのプラスになっているのか既にわからなくなりつつある。しかし、何もしないことが言い知れぬ不安を煽ることは事実である。タバコをやめられないのと同質の感覚はきっと脳内麻薬の分泌を促す何かが有るからなのだろう。 そんなことを考えながら俺はLDRにかき集められた数千のfeedを光速で処理する。此処だけ時間の感覚が変わっている。一流のスポーツ選手が時間の流れを遅く感じるように、限界まで高まったブラウザに流れていくスピードも俺にとっては静止画に過ぎない。 「ムラ」そのキーワードにはずいぶん前から気付いていた。しかし、あまたのサイトを巡回しているからなのかもしれないが、特定のブログに固有の空気などないに等しいと感じる。幻想の「ムラ」。人の何かに帰属しないといけないことを象徴している、単なる言い訳としての存在。 そう

    ムラをかいま見たとき、そこには絶望があった - novtan別館
  • ワラノート - FC2 BLOG パスワード認証

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    suVene
    suVene 2007/11/19
    新ジャンル: 宇宙人
  • 正直者の人生 - カナかな団首領の自転車置き場ダイアリー

    正直に生きる。 とっても困難である。 なにかと軋轢が生じる。社会に不和をもたらすかもしれない。 でも、それが大切だと思うなら、突き進むしかない。 空気を読んで、易々と手渡してはならない。 迷惑と言われても、歩け。 辛くても、歩け。 正直を捨てた者の声など聞くな。 彼らは、空気を読むだけの愚か者だ。 ただ、ただ、正直に生きろ。 それが、正直者の人生だ。

    正直者の人生 - カナかな団首領の自転車置き場ダイアリー
  • 遺灰

    南極に嫁いだ妹が交通事故で死んだので、僕は妹の遺灰を持ち帰るために飛行機で南極まで飛んだ。南極は言うまでもなく氷に覆われた場所なので、氷を掘って埋葬するには酷く手間が要る。遺灰から作った珊瑚礁を海の中に入れようかという意見もあったのだけど、結局妹が生まれ育った日に遺灰を持ち帰ることになった。かさばる荷物だけをまず日に送り、たどたどしい南極語で妹の嫁いだ先の旦那さんとその家族に挨拶をし、そして飛行機に乗った。 南極に住んでから七年。その間妹は正月と盆に帰ってくるだけで基的には氷点下何十度の世界で過ごしていた。妹自身は結構楽しんでいたらしく、南極で立ち小便すると当に放尿した瞬間から凍っていくんだよ、というエピソードを書き加えたメールを送ってくれたりした。南極語で氷を言い表す言葉が50近くあるとか、そういう話もメールには書かれていた。南極でさえもインターネットが普及しているというのは考え

    遺灰
    suVene
    suVene 2007/03/11
    小話としていい感じ。だが、南極の設定はどこにいってしまったんだw
  • 彼女には腕がなかった

    彼女と出会ったのは高校のときで、「三組のこけしちゃん」は既に有名で、誰も彼もが彼女を遠巻きに見つめて噂するだけで、そんな彼女に僕は近づいた。僕に悪意がないことを、彼女はわかっていたのだろう。彼女は聡い人だ。彼女に触れることを許されたのは、長い高校生活の中で、僕だけだった。 彼女は、いつも口元を引き締めて、周囲を気にしないように振舞いながら、しかし他人の感情には敏感な少女だった。どうして腕がなくなったのか、僕は知らなかった。どうでもよいことだった。腕が欠けている。ただそれだけの理由で、僕はどうしようもなく彼女に惹かれた。そして彼女は、そんな僕を受け入れてくれたのだった。裸の彼女はおそろしく綺麗だった。肩のところの、元は腕がついていたはずの、滑らかな跡を舐めるのが好きだった。彼女が幻痛に苛まれ、声を漏らすのを聞くたびに、僕は快感に打ち震えた。 彼女との関係は、大学に入ってからも続いていた。ふと

    彼女には腕がなかった
    suVene
    suVene 2007/03/06
    面白い。オチが微妙だけど、流れが楽しめた。
  • 記号に置き換え世界を理解してるんだから基本的には一緒だよね

    脳の解析が終わったのが15年前。信号を送る技術が確立したのが8年前。そしていわゆる電脳化が実用化されたのが3年前。当然深い部分、人格や性格や記憶などの上書きはできなかったが、それでもある程度の操作はできた。 実用化される前は、ますます仮想世界に入り込む人間が増えて少子化に拍車がかかると言われていたが、実際には逆であった。出生率は着実に上がったし、結婚する男女の数も、交際する男女の数も驚くほど増えたのだ。当初、原因はわからなかったが、しばらくしてわかることとなった。あるソフトが出回っていたためだ。それは目に映る人間の顔(後のバージョンで体型も)を任意の顔に置き換えるソフト。笑い男の顔が好きなタイプの顔に置き換わったようなものであった。記憶の上書きにあたるのではないかと言われたが、正確に言えば同時に録画してる映像の上に置き換え、それを見ているだけであるので、記憶の上書きにはあたらなかった。 ソ

    記号に置き換え世界を理解してるんだから基本的には一緒だよね
    suVene
    suVene 2007/03/05
    おもしろいなぁ。
  • 水を掛けて下さい

    乾いた体に、胃に、口に、耳に、心に、正義に、夢に、舌に、腕に、指先に、爪に、髪に、瞳に、鼻に、眉間に、 罵倒の水でもいい、知らせてくれ。 ぶちまけてくれ、吐かせてくれ、俺を殺してくれ、自分に殺させてくれ、あんたの首輪をはめてくれ、 俺を飼ってくれ、でなきゃ喰ってくれ。そして吐いてくれ。 なんでもかまわない、出口を与えてくれ。ベルトコンベアで俺を運んでくれ。どこまでも運んでくれ。 ちぎって投げ飛ばしてくれ、踏みつけてくれ、ちりちりと燃やしてくれ。 月に埋めてくれ、愛してくれ、体にキスをしてくれ。穴を開けてくれ、開いてくれ、さばいてくれ。 磔にしてくれ。 喉にボールを詰めてくれ、抱きしめてくれ。 家まで来てくれ。それだけでいい。 夢を与えてくれ、強烈な痛みを与えてくれ、無痛を与えてくれ。 右手を差し出してくれ、手をつなぎたい。 氷を口にはさんでくれ、そしたら走り初めて、見えないところまで行って

    水を掛けて下さい
    suVene
    suVene 2007/02/16
    クレクレ君の話。(違う
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