歌舞伎「風の谷のナウシカ」 宮崎駿監督、舞台化に2つの条件 ジブリ鈴木P「オレは協力しない、と…」
宮崎駿監督のアニメーション映画「風の谷のナウシカ」が歌舞伎で舞台化されることが12日、分かった。歌舞伎俳優の尾上菊之助さんや中村七之助さんらが出演し、来年12月に東京・新橋演舞場で上演する。宮崎監督の作品が歌舞伎になるのは初めて。 「風の谷のナウシカ」は1984年公開。産業文明や環境破壊をテーマにした物語で、宮崎監督の代表作の一つ。 新橋演舞場によると、菊之助さんが歌舞伎での舞台化を発案した。主人公ナウシカ役を菊之助さん、皇女クシャナ役を七之助さんが務める。他に尾上松也さん、坂東巳之助さん、尾上右近さんが出演するという。
「NARUTO」初の歌舞伎舞台化となる本作。うずまきナルト役を坂東巳之助が、うちはサスケ役を中村隼人が務め、脚本・演出をG2が手がける。坂東巳之助は「幼い頃からずっと憧れ、共に歩んできたキャラクター達を演じる事が出来るだなんて、本当に幸せ」と喜びを語り、「歌舞伎でしか出来ない表現と、『NARUTO』でしか出来ない表現がぶつかり合って爆発する舞台を目標に、頑張って参ります!」と意気込みをコメント。中村隼人は「巳之助兄さんとは、近年『ワンピース』のゾロとサンジのように対照的な役をさせて頂く事が多いので、その経験を生かしていきたい」と話し、「皆で『NARUTO』という大作に挑んでいきます。暑い夏をさらに熱くします!!」と語っている。 坂東巳之助コメント
花組公演 ミュージカル・ゴシック 『ポーの一族』 原作/萩尾 望都「ポーの一族」(小学館フラワーコミックス) 脚本・演出/小池 修一郎
1995年に少女コミック(小学館)にて連載を開始した「天は赤い河のほとり」は、現代日本に暮らす少女ユーリが、古代オリエントの強国・ヒッタイトにタイムスリップしたことから始まる古代史ロマン。カイル皇子との恋を軸に、戦いの女神イシュタルとしてオリエントの覇権争いに巻き込まれるユーリの波乱万丈な人生が描かれた。単行本累計発行部数は、電子版を含め1800万部を突破している人気作だ。舞台では次期トップスター・真風涼帆と、次期トップ娘役・星風まどかが主演を務め、小柳奈穂子が脚本・演出を手がける。 なお篠原は「天は赤い河のほとり」で描いた古代オリエントから約3000年後の同地域を舞台とした、「夢の雫、黄金の鳥籠」を姉系プチコミック(小学館)にて連載中。単行本は10巻まで刊行されている。
尾上菊之助(40)が東京・歌舞伎座「芸術祭十月大歌舞伎」(10月1~25日)で、インドの神話的叙事詩「マハーバーラタ」を新作歌舞伎「極付印度伝(きわめつきいんどでん) マハーバーラタ戦記」にして主演することが8日、分かった。インド作品を歌舞伎にするのは史上初の試み。 「マハーバーラタ」はヒンズー教の聖典でもあり、インドの国民的な読み物。菊之助は3年前、静岡県舞台芸術センターの公演で、同作の神と人間が織りなす物語の魅力に触れ、歌舞伎化を考えた。 壮大すぎて完全な日本語訳がないほどの「マハーバーラタ」から、2つの家の権力争いを歌舞伎にする。菊之助は「歌舞伎でも、源平ものなど対立する家同士の物語がある。歌舞伎になると思った。登場する5人の王子の名乗りは(『白浪五人男』の)七五調にしてみたい」と古典歌舞伎の名作場面をイメージしたり、手法を取り入れたりしながら作るとした。 菊之助は悲劇の英雄カルナを
1970年代に別冊少女コミック(小学館)にて連載された「ポーの一族」は、少年の姿のままで永遠を生きる吸血鬼・エドガーを主人公に描く物語。舞台ではトップスターの明日海りお、トップ娘役の仙名彩世が主演を務め、小池修一郎が脚本・演出を担当する。 同作を「いつかミュージカル化したい」と夢見て宝塚歌劇団に入団したという小池。彼が1985年に萩尾に舞台化を申し出て以来、萩尾自身もあらゆる上演希望を断り続けていたが、このたびついに舞台化が実現した。なお宝塚大劇場での公演は2018年1月1日から2月5日にかけて、東京宝塚劇場での公演は2月16日から3月25日にかけて実施。チケットの一般前売り発売は、宝塚大劇場公演が12月2日、東京宝塚劇場公演が2018年1月14日に行われる。 また月刊flowers(小学館)にて連載中の「ポーの一族 ~春の夢~」は、7月10日に単行本化。こちらもあわせてチェックしておこう
魔夜ですら「生きている人間が、死んでる人間には無理でしょうが、表現できるとは思いませんでした」とコメントを発表した本作。パタリロの衣装に身を包んで会場に現れた加藤は「『パタリロ!』は(舞台のオファーがあるまで)読んだことがなかったんですけど、読んでみて結構な衝撃を受けまして。人間離れしたパタリロを、自分がどう演じるんだろうという不安はあった」と語る。しかし「魔夜先生とお話しさせていただく機会がありまして。そのときに『60%くらいの力でやれば大丈夫だよ』『あなただったらできると思う』とお言葉をいただけたので、もうやるしかないって覚悟はできました」と魔夜からのお墨付きに自信を得たことを明かした。 またカサカサと擬音を立てつつ、目にも止まらない速さで足を動かすゴキブリ走法など、パタリロ独特の動きに話が及ぶ。公演がまだ先なため、登場するかわからないと前置きをしながらも「(ゴキブリ走法で走るパタリロ
またマライヒ役を佐奈宏紀、バンコラン役を青木玄徳が演じる。そのほかタマネギ部隊役には細貝圭、金井成大、石田隼、吉本恒生が名を連ね、原作者の魔夜峰央の世界観を表現できるスペシャリスト・魔夜メンズ役として佐藤銀平、吉川純広、三上陽永、柴一平、香取直登が登場する。佐奈、石田はミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンに出演中で、9月25日のミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs氷帝」大千秋楽をもって同シリーズを卒業する。 「パタリロ!」はマリネラ王国の国王・パタリロの活躍を描いた魔夜のマンガが原作。1978年に花とゆめにて連載開始した後、別冊花とゆめとメロディ(すべて白泉社)に移籍し、現在は白泉社のWebサイト・花LaLa onlineにて連載されている。舞台版の脚本は池田鉄洋、演出は小林顕作が担当。12月8日から25日まで東京・紀伊國屋ホールにて上演される。 加藤
最近、漫画、アニメ、ゲームの舞台化が相次いでいる。2次元の世界を、実在の人間たちが3次元で再現した舞台作品は「2.5次元」という造語を生み出し、公演数も急増中だ。特に、今秋は新作、シリーズ作ともタイトルが目白押し。あれもこれも舞台化されて、大丈夫なの? 【写真】その他の写真を見る ■デビュー前のSMAPから始まる「2.5次元」の歴史 宝塚歌劇団の『ベルサイユのばら』を別として、昨今の2次元の舞台化作品の歴史をたどっていくと、デビュー前のSMAPを起用し、1991年に舞台化(ミュージカル化)された『聖闘士星矢』にたどりつく。以降、1993年初演の『美少女戦士セーラームーン』(通称:セラミュ)は、現在まで脈々と上演され続け、『セーラームーン』ブランドの定着に貢献した。 もっとも成功しているのは、「テニミュ」と呼ばれる『ミュージカル・テニスの王子様』だ。2003年の初演からキャスト交代を繰り返し
12月15日から上演が予定されている、劇団「こまつ座」による舞台「漂流劇 ひょっこりひょうたん島」について、原作者である井上ひさし氏の妻で、井上ひさし氏の著作権を継承している井上ユリ氏が、公式サイトで舞台化に反対するコメントを発表しました。 舞台化反対のコメント コメントによると、今年の5月下旬に舞台化の企画書とプロット案がこまつ座から井上ユリ氏あてに送られてきたそう。「元の作品は使用せず、新しい台本で作るので許諾をとる必要はないが、著作権者である井上ユリ氏の理解を得たい」との旨がつづられており、それに対して井上ユリ氏は舞台化に反対する意思を6月10日付で伝えたとのこと。しかし、こまつ座は7月7日に「漂流劇 ひょっこりひょうたん島」の上演決定を発表。こうした流れを受けて、井上ユリ氏は今回のコメントを出したとしています。 大人気人形劇のひょっこりひょうたん島(NHKエンタープライズキャラクタ
2次元の漫画やアニメを舞台化した「2・5次元ミュージカル」が熱い。2013年の観客数は70演目で160万人を突破(2・5次元ミュージカル協会調べ)。その後も人気作が続々と舞台化され、勢いは衰えない。なぜ、いま2・5次元なのか。 2・5次元ミュージカル流行の先駆けとなったのは、2003年に上演された「テニスの王子様」(テニミュ)だ。原作は週刊少年ジャンプの連載漫画。中学校のテニス部が舞台で、試合の描写が柱だった。舞台化を手がけた演劇プロデューサーの松田誠さんは「物語以上に役者の動きが重要」と考え、演出を依頼。歌とダンスで試合を表現した舞台が評判になった。 無名の新人俳優らを起用したことも功を奏した。「日本の漫画の多くは主人公の成長がテーマ。主人公と若手俳優の成長ストーリーが重なり、女性を中心に支持された」 テニミュは現在まで続く長期公演となり、城田優、斎藤工など人気俳優が輩出。累計観客数は2
古代エジプトを舞台に長期連載中の少女漫画「王家の紋章」が来年8月に東京・帝国劇場でミュージカル化されることが13日、分かった。 古代エジプトの若き王役で浦井健治(33)が主演し、考古学を学ぶヒロインは帝劇初登場のSNH48/SKE48宮沢佐江(24)と新妻聖子(34)のダブルキャスト。音楽は「エリザベート」のシルヴェスター・リーヴァイ氏で、来年の超話題作となりそうだ。 「王家の紋章」は1976年から連載中の人気少女漫画。考古学を学ぶ、明るく好奇心旺盛なキャロルが古代エジプトにタイムスリップし、若き王メンフィスと恋におち、エジプトと敵対するヒッタイト国王子やキャロル暗殺を狙う王の異母姉が絡む大河ロマン。累計4000万部を売り上げているが、これまで映像化、アニメ化はされておらず、今回が初舞台化となる。 音楽は「エリザベート」「モーツァルト!」を手掛けた大御所シルヴェスター・リーヴァイ氏、演出は
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