【ロンドン=中島裕介、ワシントン=中村亮】英政府は19日、ロシアの情報機関が東京五輪・パラリンピックの関係団体などに対し、サイバー攻撃を仕掛けていたと発表した。攻撃は新型コロナウイルスの影響で延期が決まる3月より前だったという。ロシアはドーピング問題で両大会からの除外処分を受けている。大会運営を妨害する目的が理由とみている。英政府は、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)が攻撃を指揮したと断定した
世界反ドーピング機関(WADA=The World Anti-Doping Agency)は9月13日、ドーピング情報を管理するデータベース「ADAMS」がサイバースパイ集団によって不正アクセスされ、リオデジャネイロ大会に出場した選手の医療記録を含む個人情報が流出したと発表した。 これに関連して同日、国際ハッキングチーム「Fancy Bears」を名乗る集団がネット上に声明を掲載し、WADAのデータベースをハッキングしたと宣言。まず米国選手の情報を暴露し、今後は他国の選手の情報も公開すると予告した。 WADAはFancy Bearsについて、ロシアのサイバースパイ集団と断定した。同集団はスピアフィッシング詐欺の手口でパスワードを入手して、国際オリンピック委員会がリオデジャネイロ五輪用に作成したアカウントを通じてWADAのデータベースに侵入したという。 WADAは捜査当局に通報するとともに、
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