米グーグルは23日、量子コンピューターを使い、複雑な計算問題を最先端のスーパーコンピューターよりも極めて短い時間で解くことに成功したと発表した。理論上、量子コンピューターはスパコンを上回る性能を持つと考えられてきたが、世界で初めて実験で証明した。人工知能(AI)などに続く革新的技術として期待される量子コンピューターの実用化へ、大きく前進する。同日付の英科学誌「ネイチャー」で成果を報告した。発
UPDATE 謎に包まれたGoogleの研究部門「X」が、極めて丈夫で重力に逆らう素材を近いうちに発表する可能性が出てきた。同部門の責任者は、これが世界を変えるかもしれないと考えているという。 Googleは、骨の構造にヒントを得たBoeingのマイクロラティスを超える素材を生み出そうとしているのかもしれない。現在「世界で最も軽い素材」とされているマイクロラティスは、高い強度を持ちながら、タンポポの綿毛の上に乗せても種子と冠毛をつなぐ繊細な柄を傷めないほど軽い。 Boeingが生み出したこの金属製素材は、確かに軽いが落とせば地上へ落下する。しかし、Googleがひそかに開発を進めている画期的な新素材は違うようだ。Google Xの責任者であるAstro Teller氏によれば、この素材は「宙に浮きたがる」のだという。 「これはわれわれが上空、建築物、輸送などと関わる方法を変えるかもしれない
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