記録的な大雨となった青森県や秋田県では、すでに浸水などの被害が出ていますが、12日にかけて、再び東北北部で猛烈な雨が降るおそれがあります。 いったん雨が弱まっている地域でも災害の危険性が急激に高まる可能性があり、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒を続けてください。 気象庁によりますと、北日本付近で停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み続け、東北北部では記録的な大雨となっています。 青森県や秋田県では11日も断続的に雨が降り、今月8日の降り始めから11日午後2時までの雨量は、 ▼青森県の ▽深浦町で367ミリ、 ▽鰺ヶ沢町で265ミリ、 ▼秋田県の ▽八峰町で258ミリなどと、 平年の8月1か月分を上回り、青森県深浦町では2倍を超えています。 これまでの雨で青森県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。 今後の見通しです。 前線の活