厚生労働省は21日、都内で新たに6607人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1週間前の土曜日より4122人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは4日連続です。また、人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は20日より6人減って43人でした。 一方、感染が確認された33人が死亡しました。

東京都内の11日の感染確認は962人で、1週間前の火曜日の6倍余りになりました。感染の急拡大に伴って入院患者は、この1週間でおよそ3倍に増加していて都の担当者は、「病床使用率の上昇のペースが早く、医療提供体制のひっ迫を防ぐためにも感染防止対策を徹底してほしい」として協力を呼びかけています。 東京都は11日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて962人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 151人だった1週間前の火曜日の6倍余りです。 11日までの7日間の平均は890.4人となり、前の週の981.7%と、10倍近くになっています。 11日に感染が確認された962人のうち、 ▽最も多いのが20代の383人で、全体の40%近くにあたります。 ▽次いで30代が163人となっていて、 ▽20代と30代を合わせると全体のおよそ57%を占めています。 また、全体
入所者と職員133人が新型コロナに感染し、入所者25人が死亡した神戸市の介護老人保健施設の職員がNHKの取材に応じ、「施設では酸素投与と点滴しかできず、何度も救急要請をしたが、受け入れ先がなく、次々に亡くなっていった」と実態を語りました。 神戸市長田区の介護老人保健施設「サニーヒル」では、先月、新型コロナのクラスターが発生し、7日までの25日間に、入所者97人と職員36人のあわせて133人が感染し、これまでに入所者25人が死亡しました。 この施設の男性職員が施設でのクラスターの実態を知ってほしいとNHKの取材に応じました。 職員は施設内で急速に感染が広がった背景について、「自分のいるフロアは認知症の方ばかりで、マスクを着けて下さいと言っても、ものの数秒で外されてしまう。ひとりで歩ける入所者が感染したら収まりがつかないと予測していたが、歩いてほかの入所者に近づき、次々と陽性となってクラスター
3日から、高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種の予約が始まった横浜市で、開始直後から専用サイトとコールセンターにアクセスや電話が集中して、予約が取れない状態が続きました。 市は受け付けを一時、中断し、今後の対応を検討しています。 横浜市では、高齢者を対象にしたワクチン接種の予約の受け付けを、専用サイトと電話で3日午前9時から始めましたが、直後からサイトとコールセンターにアクセスや電話が集中していずれもつながりづらくなり、予約が取れない状態が続いたということです。 このため市は午前9時45分から、専用サイトと電話の受け付けをいずれも一時中断し、今後の対応を検討しています。 市によりますと、接種の対象となる高齢者はおよそ97万人で、予約の集中を防ぐためこのうち75歳以上の高齢者、およそ53万人に対し予約に必要な通知を事前に送っていたということです。 横浜市は「ご迷惑をおかけして申
首都圏の1都3県で継続している緊急事態宣言について、政府は、今月21日の期限で解除する方針で、このあと午前7時半からの諮問委員会で意見を求め、18日夜の対策本部で決定することにしています。ことし1月からおよそ2か月半にわたった宣言はすべて解除されます。 首都圏の1都3県で継続している緊急事態宣言について、菅総理大臣は17日夜、総理大臣官邸で西村経済再生担当大臣や田村厚生労働大臣らと詰めの協議を行ったあと、記者団に対し、宣言を今月21日の期限で解除すると表明しました。 そして、「感染者数や病床の使用率といった数字が解除の方向に入っているということだ」と述べ、新規感染者数や病床の使用率が解除の基準を満たしていると説明しました。 新型コロナウイルスの新規感染者数は17日、東京で1か月ぶりに400人を超えるなど下げ止まりの傾向が顕著になっていますが、政府としては、医療提供体制が確保されていることな
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