「浦島太郎」の物語で、浦島太郎が玉手箱を持ち帰るということが、「はやぶさ2」が小惑星のサンプルが入ったカプセルを持ち帰ることと重なること。 小惑星1999 JU3は水を含む岩石があると期待されており、水を想起させる名称案であること。 既存の小惑星の名称に類似するものが無く、神話由来の名称案の中で多くの提案があった名称であること。 「Ryugu」は「神話由来の名称が望ましい」とする国際天文学連合の定めたルールに合致し、また、第三者商標権等の観点でも大きな懸念はないと判断したため。
やっと「はやぶさ2」の打ち上げ日を迎えた。 2度にわたる打ち上げ延期で、打ち上げ日時がどう変わったかを見ると、 11月30日(日)13時24分48秒 12月01日(月)13時22分43秒 12月03日(水)13時22分04秒 11月30日の予定時刻が、12月1日には2分5秒早まり、さらに12月3日では39秒早くなったことがわかる。 なぜ4時間? なぜ1秒? それにしてもなぜ、1~2日ずれるだけで打ち上げ時刻が変わるのだろうか、それも秒単位で。 面倒なことは言わず、「00秒」で統一してくれればいいのにと思う人もいるだろう。実際、ここ種子島宇宙センターで「はやぶさ2」の前のH-2Aロケット25号機(静止気象衛星ひまわり8号)の打ち上げは、 2014年10月7日(火)14時16分00秒 だった。打ち上げ計画書には「打上げ時間帯」という添え書きもあり、 14時16分00秒~18時16分00秒 と記
【2014年2月6日 ヨーロッパ南天天文台】 探査機「はやぶさ」が世界で初めて表面物質を持ち帰った小惑星イトカワ。「はやぶさ」が間近で見た詳しい形状と、地上での長期間にわたる観測でとらえられたわずかな自転の加速から、密度の異なる2つの部分に分かれているという証拠が初めて得られた。 小惑星の形をラッコの姿に見立てると、頭(赤)が体(青)より高密度であることがわかった。頭の部分が2850kg/m3、体の部分が1750kg/m3。クリックで拡大(提供:ESO, JAXA) もうおなじみ、「はやぶさ」がとらえたイトカワの姿。「はやぶさ」チームの間でこの画像が出回り、ラッコの体の部位で位置を言い表すようになったという。クリックで拡大(提供:JAXA) 2005年に探査機「はやぶさ」が行った接近観測から、小惑星(25143)イトカワは長さ540mのピーナッツ型の天体で、12時間周期で自転していることが
【2012年3月1日 岡山大学】 岡山大学の研究チームは、2010年に探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの試料のうち、5つの粒子の初期分析から得た研究成果を発表した。粒子の画像では、イトカワの歴史を物語る多様な世界が展開されている。 小惑星は、地球や火星などの固体惑星や、月のような大型の衛星にまで成長する前に進化を止めた岩石小天体だ。地球では失われてしまった太陽系の形成初期およびその後の物質進化の情報を記録・保持していると考えられている。 地球上で見つかっている隕石はその大部分が小惑星からやってきたものと考えられており、小惑星の化学組成や成り立ちの多様性について知るため隕石の研究が行われてきた。 しかし、どの隕石がどの小惑星からやってきたのかという正確な対応関係を得ることは難しいうえ、地球に突入する際の大気摩擦により、(宇宙空間に直接さらされていた)隕石表面の情報は失われてしまう
ひまわり。一番好きな花なんですけどね。そんな花の名前を暫定的に借りて、「秋田大学衛星製作物語〜教官苦労話〜」の続編のタイトルとしておりましたが、この度、「有人宇宙港をめぐる冒険」とタイトルを改めました。タイトルの意味は、またおいおい。 これからもよろしく御願いします。 なお、SPAM対策のため、ツッコミにURLを記入するとそのまま削除されて表示されません。御注意ください。 =====本家も久しく更新してないなぁ(^_^;===== _ ・はやぶさ2予算の件 その2 どうも松浦さんがストリームで発言されているようなのだけれども、一部大きな誤りがあるので記述。 細かいところは僕との認識の違いというのもあるだろうけど、問題はこの辺から。上記のリンクは文章に起こして貰った物だけど、そのなかで中盤ぐらいの「ところが。。。」のところから。 「ところが。。。」:ここでは政治判断として「はやぶさ2にノ
昨年6月、日本の打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」が宇宙から帰還し、大きな話題を集めたことは記憶に新しいと思います。はやぶさは、小惑星「イトカワ」までたどり着いてみごとその微粒子を回収、そして往復60億kmもの旅を終え、大気中に燃え尽きて散りました。その姿は感動を呼び、映画化もなされるなど日本中にはやぶさ旋風を巻き起こしました。 着陸するはやぶさ(想像図) しかし、その持ち帰った微粒子を分析し、太陽系の姿を解明するという仕事はまだ始まったばかりです。大がかりな宇宙プロジェクトほどの華々しさはありませんが、これが成ってこそはやぶさの旅は完結するのだともいえます。 理学系研究科地殻化学実験施設の長尾敬介教授らはその分析に当たり、イトカワの、そして太陽系の起源に迫る成果を挙げました(Science誌の「はやぶさ」特集号に掲載された長尾グループの論文)。今回は長尾教授および、この研究室出身のOBた
政府の平成24年度予算に関する閣議決定が行われました。(12/24) 「はやぶさ-2」には、H23 年度と同程度(30億円)となったとのことです。 要求額の半分に満たないことになります。かろうじて、「はやぶさ-2」のとりやめという事態は避けられたことに、ともかくも一歩と感ずるところではあります。 お声を寄せ、行動していただいたみなさまに感謝申し上げたいと思います。 残念ながら、これは翌年度での予算確保を保証するものではなく、2014年度に打ち上げられて、 世界を主導できる活動を継続できることには直結できないという大きな不安を残すものです。 しかし、不安をみていても始まりません。下記に書かせていただきますが、2014年の打ち上げにむけて継続した運動にみなさまのさらなるご協力をお願いしたいところです。 国民に自信と希望を与える政策がとられているのか、率直に申して、 大いに疑問を感ずるところです
小惑星探査機「はやぶさ2」が計画中止の瀬戸際にある。同探査機は、昨年奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」の後継機。打ち上げ機会は2014~15年に限られており、実機製造には来年度要求73億円の満額獲得が必須だ。 予算要求は政治が決める特別枠「日本再生重点化措置」で出ており、財務省は冷淡な態度を見せている。厳しい財政状況の中、日本の政治が科学技術への主体的に支出を決断できるかが問われている。 継続的にウォッチングしている者には、「またか」と言わざるを得ない事態が、「日本再生重点化措置」を巡って進行している。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」の予算が非常に厳しい状況にさらされているのだ。 「はやぶさ2」を巡っては過去に何度もぎりぎりのところで予算が付いて命脈を保つという綱渡りが繰り返されてきた。2009年には事業仕分けで「縮減」判定を受けて、17億円の要求が3
キャスト:渡辺 謙 航行距離60億km。日本が世界初となる「サンプルリターン」という偉業を成し遂げた7年間の軌跡を、2003年の打ち上げから帰還まで、科学者・技術者たちの人間ドラマを通して描く。 JAXA宇宙科学研究所教授「はやぶさ」プロジェクトマネージャー・山口駿一郎役に渡辺謙。そしてイオンエンジンを担当したNEC・森内安夫役に吉岡秀隆。 関連リンク H・P・S・T-はやぶさプロジェクトサポートチーム- 「H.P.S.T」(はやぶさプロジェクトサポートチーム)に弊社技術者たちのコメントを寄せています。 文部科学省「はやぶさプロジェクトの誕生」 文部科学省「はやぶさプロジェクトの誕生」にNECの技術者が出演しています。 DVD & Blu-ray発売 [8/10(金)]
限られた予算の中、ロケットを大型化するのではなく、エンジンを高性能化していくというアプローチで研究・開発されてきたイオンエンジン。その約20年にわたる歴史はまさに血と汗と根性の記録となっており、たび重なる難局を切り抜けるための新技術と工夫の結晶がそこには隠されていました。 これは、日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2011」にて「未踏宇宙を拓く「はやぶさ」探査機搭載イオンエンジン」というタイトルで、はやぶさのマイクロ波放電式イオンエンジンの開発・運用を担当した國中均氏の講演をまとめなおしたものです。 國中: 今日はお時間をいただきまして誠にありがとうございます。小惑星探査機はやぶさの運用、特に私が担当してまいりましたイオンエンジンについてお話しをさせていただければと思っております。 いくつかコンテンツを用意させていただきましたけれども、全部をお話しできそうにありませんので
地球に帰還し、大気圏で分解する「はやぶさ」。右下の点がカプセルと見られる=2010年6月13日、NASAテレビから 「はやぶさ、おかえり。カンパイ!」 世界で初めて小惑星の物質を持ち帰ることに成功した探査機「はやぶさ」の地球帰還からちょうど1年となる13日深夜、インターネットの簡易ブログ「ツイッター」に、帰還1周年を祝う「つぶやき」が殺到した。その成果がギネス世界記録に認定されたことで「(英国のビール)ギネスで乾杯」とのつぶやきが写真とともに寄せられるなど、今なお多くのファンの心を引き付けている。 はやぶさは昨年6月13日午後10時51分(日本時間)、オーストラリア南部の砂漠に帰還した。本体は燃え尽きたが、小惑星の物質が入ったカプセルが届けられた。ツイッター上では、12日から「はやぶさ帰還時間に乾杯しよう」との呼びかけが始まり、13日午後10時50分直前には「あと5分」とカウントダウンも開
【2011年6月13日 星ナビ編集部】 日本中が注目し声援を送った、小惑星探査機「はやぶさ」の大気圏突入から13日で1年。6月12日、日本スペースガード協会と三輪田学園の主催による記念講演会が東京・飯田橋にて開催された。1000人もの参加者が、様々な形で「はやぶさ」に関わった人々の言葉に耳を傾け、「はやぶさ」の「これまで」と「これから」に思いをはせた。 「天文ニュース」で振り返る「はやぶさ」特集 「はやぶさ」の地球帰還1周年を記念して、過去の「はやぶさ」関連ニュースを全て集めました。「サンプルリターン計画MUSES-C」として初めて登場した1999年の第一報、イトカワへのタッチダウン、地球帰還、そしてサンプルの分析開始に至るまで、その栄光と苦難の道のりをじっくり追い、「はやぶさ」が拓いた宇宙探査の未来に思いを馳せてみよう。関連グッズやリンク集も。 川口プロジェクトマネージャー。「持ち帰った
JAXA全面協力! 7年間、60億キロ――日本中に勇気をくれた「はやぶさ」とそれを支えた人々を描く感動の物語
日本時間6月13日19時51分に「はやぶさ」は無事カプセルを分離し、日本時間6月13日22時51分頃には大気圏に突入しました。 2003年5月9日にM-Vロケットで打ち上げられてから約7年間、イトカワに着陸し、サンプル採取作業を行い、再び地球に帰還するという難事業を、幾多の困難を乗り越え成し遂げることができました。 また大気圏に再突入した「はやぶさ」カプセルについて、ヘリコプターにより捜索した結果、日本時間6月13日23時56分にWPA内の予定区域内においてカプセル本体を目視により発見しました。 なお、カプセルの回収作業は、日本時間6月14日午後に行う予定です。 これまで応援していただいた皆様に感謝いたします。 ※WPA : Woomera Prohibited Area (ウーメラ実験場(立入禁止区域))
映画『はやぶさ/HAYABUSA』特報 ◆作品紹介 2010年奇跡の帰還を果たし、日本だけでなく世界を感動させた小惑星探査機<はやぶさ>の7年間にわたる挑戦と苦闘の日々の物語に基づき描き出す物語。竹内結子が演じる主人公、恵は宇宙科学研究所(現・JAXA)のスタッフとしてこの偉業の一端を担い、自らの生き方も見つめなおす若き女性研究生。そんな彼女を研究スタッフ兼広報要員としてスカウトする上司を西田敏行が演じる。堤幸彦監督(『20世紀少年』シリーズ、『明日の記憶』)がメガホンをとる。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の全面協力のもと、JAXA相模原キャンパスでのロケのほか、〈はやぶさ〉が命がけで持ち帰ったカプセルが着陸したオーストラリアのウーメラ砂漠など海外でも撮影を行っている。 20世紀フォックス映画 ©2011『はやぶさ/HAYABUSA』フィルムパートナーズ http:/
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